モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

快適に進んで行くという 嬉しさと悲しさ アレサ2 スーパーファミコン版

個性的なRPGだったはずなのに なぜか普通の名作RPGになってた

 

[前作のマイナスポイントを大幅に改良して帰って来た 名作RPG]

[アレサ2  やのまん  スーパーファミコン]

 

1994年発売  

ジャンル RPG

参考価格 ソフトのみ  950円   完品状態  1880円

記事のネタバレ度 普通

攻略に必要なプレイ時間  15時間

このゲームに対する世間の評価  もっと長くても良かった

どんな人におすすめ  王道のRPGが好きならば 前作よりも今作がいい

 

 

最近は色々なゲームの感想を書いています

 

 

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過去の記事も読んでもらえると嬉しいです

 

 

今回感想を書きたいなと思ったのが

「アレサ2」の感想です。

 

 

どんな内容になっていて

 

どんな部分が面白かったのか?を書いていきますので

購入の参考にしてみて下さい

 

 

そんな今回の  前作の良い所と悪い所がきれいさっぱり消える

アレサ2・SFC版の感想です。

 

 

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アレサ2・SFC版とはどんなレトロゲーム

 

このアレサ2・SFC版ですが、

1994年にやのまんから発売された

スーパーファミコン専用のRPGでした。

 

ゲームボーイから続く、

アレサという大人気のシリーズで。

 

ゲームボーイ版は荒々しい

 

スーパーファミコン版はわりとおとなしい

 

こんな棲み分けも楽しいシリーズになっていました。

 

 

そんなゲームの目的は

 

前作の少し後の世界で

 

またもや悪夢に悩まされている

主人公のアリエルの元に

 

前作で一緒に戦った

ドールからの救援のメッセージが届いて

 

世界の滅亡を救う、

アリエルの大冒険が始まって行く…。

 

王道の物語になっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなRPGで。

 

ゲームボーイ版とも違う

 

前作のアレサ1とも違う

 

わりと普通のRPGのシステムになっていました。

 

 

前作のアレサ1の売りで言いますと

 

呪文を使えば使うほど新しい呪文を覚えていく、

従来のRPGとは異なる、

素晴らしすぎるやりこみのシステム

 

敵を倒すことで、

ソウルという宝石を入手することが出来て

 

その宝石を組み合わせて、装備品を作成していく、

ミクストフォームという、

これまた素晴らしいシステム

 

こんな二つのシステムが融合して、

「アレサってレベル上げがめちゃくちゃ面白い!!」となり。

 

遊んだ瞬間に虜になりました。

 

 

そんな素晴らしいシステムが、

なぜか削られまして。

 

呪文は、

普通にレベルアップで覚えるようになりましたし

 

ミクストフォームは、

なんだか使いづらいシステムに変化しましたし

 

どうして?となった人も多かったと思います。

 

しかし、それ以外は、

かなり遊びやすく進化していましたので。

 

荒々しさは無くなったけど

 

RPGとしては数段階レベルがあった

 

嬉しいような、悲しいような、

何とも言えない続編だったと思います。

 

 

名作RPGなのか?と聞かれれば

 

大作RPGにも負けない面白さ!!と答えますが

 

アレサなのか?と言われれば

 

アレサじゃなくてもいいのかな?と思ってしまう

 

ハチャメチャなRPGを求めていた人には、

少しだけ物足りなかった

 

アレサ2という優等生なのでした

 

 

 

アレサ2・SFC版の感想でもあり レビューでもあり

 

[やった!! めちゃくちゃ面白くなるぞ!! そんな嬉しさ]

 

前作の最高のセールスポイントが、

呪文のシステムとミクストフォームのシステムだったと思います。

 

この二つのシステムが

これでもかと尖りまくっていたからこそ、

他のRPGとは違う、素晴らしすぎる体験をすることができました。

 

しかし、最大のマイナスポイントが

そんなゲームの価値を下げてしまいまして。

 

隠れた名作RPGという評判で終わってしまったと思います。

 

 

そんな最大のマイナスポイントこそが

 

ダメージが見えない

 

攻撃が当たらない

 

戦士タイプが役に立たないという

 

RPGとしては、致命的な弱点でした。

 

 

その結果が

 

魔法タイプが仲間になると、嬉しい

 

戦士タイプが仲間になると、悲しい

 

こんな悲しさになりました。

 

そんな苦情が届きまくったのか?どうかは分かりませんが、

そんなマイナスポイントが大幅に修正されていました。

 

 

まず嬉しかったのが、

ダメージが見えるようになったことです。

 

RPGでは当たり前のことなに

「え?与えるダメージが見えるの!!」ですからね。

 

これは最高に嬉しかったです。

 

 

ダメージが見えるという事は

 

この呪文は効く

 

この呪文は効かない

 

この呪文は回復してしまう

 

なんて感じで、直ぐに戦略を立て直すことができますからね。

 

ダメージが見えるという

たったこれだけの事ですが、最高に幸せでした。

 

 

次に嬉しかったのが、

攻撃がバンバン当たるようになったことです。

 

前作は、まあ外しまくりでしたからね。

 

当るだけで嬉しくなる、とんでもない命中率でした。

 

そんな命中率が、

かなり甘めに設定されていまして、

これでもかと当たりまくる作品になっていました。

 

たまに外すこともありますが、

そんなのは他のRPGでもありえますからね。

 

「攻撃が当たるって、こんなに幸せなんだな…」なんて、

常にニヤニヤしてしまう、楽しさがありました。

 

 

最後に嬉しかったのが、

戦士タイプが大活躍するようになったことでしょうね。

 

ダメージが見えるという事は、

「戦士タイプがいかに強力なのか」がわかるようになりましたし。

 

攻撃が当たるという事は、

攻撃呪文を唱えるだけでは無く、

戦士タイプに補助呪文をかける意味が出てきます。

 

そして、最も凄かったのが、

EPという数値を使用して行う、必殺技にありました。

 

攻撃を受けたり、味方が戦闘不能になった時、

EPがどんどん貯まっていきまして。

 

その怒りを必殺技にかえて、大ダメージを与える。

 

こんな素晴らしいシステムになっていました。

 

 

この必殺技があるお蔭で、

ボス戦で大活躍できるようになりましたからね。

 

前作では攻撃役が2人しかいないも同然だったのに

 

今作では4人全員で攻撃することができる

 

こんなにも幸せなことはなかったです。

 

 

こんなアレサだったら最高だったろうな…

 

という前作の願いがここには有った

 

最高の進化をお楽しみください

 

 

 

[あれ? 私が大好きだった呪文のシステムはどこに行ったんですか?]

 

そんな最高の嬉しさがある一方で

 

「あれ?どこに行ったんですか?」という部分もありました。

 

その部分こそが、

「呪文を使えば使うほど、どんどん呪文を覚えていく」システムでした。

 

このシステムがある事で、

「次はどんな呪文を覚えるのだろう」というワクワクを

毎回味わうことができまして。

 

戦闘終了後がとても楽しかった訳です。

 

 

そんなシステムが変化しまして、

レベルアップの度に呪文を覚える、

今まで通りのシステムに戻っていました。

 

 

おかしいと思ってたんですよね。

 

「あれ?全然呪文を覚えないな?」と。

 

最初は不思議に思っていました。

 

レベルアップのタイミングと、

呪文を覚えるタイミングが同じだったことを。

 

しかし、前作で最高に楽しかった部分ですからね。

 

変えると思いませんからね。

 

「たまたまレベルアップと同じなのかな?」となりました。

 

 

しかし、普通の時には、

明らかに覚えませんからね。

 

「もしかして?」となりまして。

 

いっさい呪文を使用しないで

 

次のレベルアップまで待ってみて

 

そのレベルアップで呪文を覚えることを確認して

 

「ああ普通のシステムに戻ったんだ…」と悲しくなる

 

こんな一連の流れになっていましたね。

 

 

ただ、一応の優しさもありまして。

 

このゲームのレベルアップのスピードは、

他のRPGとは比べ物にならないくらい早いです。

 

どのくらい早いのか?と言いますと

 

1時間で10レベル上げる事も可能な、

とんでもない早さになっていまして。

 

呪文を覚えるスピード感で言いますと、

前作とそれほど大差はなかったです。

 

ですので、

「この普通のシステムでも、まあいいのかな」なんて、

残念ながらも思うことができましたね。

 

 

もう一つの

大好きだったシステムである

ミクストフォームで言いますと、

かなり制限が掛けられていまして。

 

前作程は活躍できなかったと思います。

 

 

と言いますのも、

前作がかなりぶっ飛んだ性能になっていまして。

 

装備品の組み合わせを知っていれば、

後半まで使える強力な装備品を序盤からバンバン作ることができるなど。

 

ゲームバランスを大きく壊す

なかなかの凄いシステムだった訳です。

 

そんなシステムに、

かなり制限をかけられまして。

 

徐々に強い装備品を作れるようになるという、

当たり前のシステムになっていました。

 

今作から遊んだ人にとっては、これが当たり前なのでしょうが。

 

前作から遊んでいる人は、

「どんな強力な装備品があるのかな?」とワクワクしたと思いますからね。

 

結局は、あまり使用することなく、

最後まで進んで行くのでした。

 

 

呪文とミクストフォームという

 

尖りに尖りまくったこのゲーム最大のセールスポイントを

 

万人向けという紙やすりをかけまくって

 

なぜかまん丸にしてしまう

 

名作RPGになるためならではの、

悲しさだったのかもしれません。

 

 

 

[もっと長く遊べていたら 3まで発売されたと思います]

 

そんな、優等生になって帰って来た、

アレサ2・SFC版という名作RPGですが。

 

沢山の人が不満に思ったことがあると思います。

 

この部分さえどうにかしていたら、

もっと語り継がれてもいい作品だったと思うんです。

 

システム面で言いますと、

それほどマイナスポイントも無いので、

遊んでいてもあまりストレスを感じる事はありませんし。

 

加入する仲間もかなり多いので、

「あなたが仲間になるんですか!!」的な、

他のRPGでは味わえない衝撃も味わえますし。

 

今作の音楽も文句なしでしたし

 

総合的には、かなり面白いRPGになっています。

 

 

しかし、結果的には、

隠れた名作RPGという、

知る人ぞ知るRPGで終わってしまいました。

 

 

どうしてか?

 

 

ゲームのボリュームが、物凄く少ないからです。

 

前作は20時間から25時間位遊べる内容だったのですが。

 

今作は、15時間ほどでクリアできる内容になっていまして。

 

「え?もう終わっちゃうの?」という

結構な短さになっていました。

 

 

大まかな理由で言いますと

 

フィールドでは敵が出てこないので、

サクサク進む

 

ダンジョン内も

エンカウント率をさげる呪文を序盤で覚えるので、

これまたサクサク進む

 

ルーラ的な呪文が追加されたので、

イベントもサクサク進む

 

レベルの上がるスピードがとんでもなく早いので、

レベル上げも短くて済む

 

戦士タイプが強力になったので、

ボス戦の時間が大幅に短縮された

 

 

なんて感じで、

「ここがこうだったらな…」という前作の不満点が

大幅に改善された結果が

 

頑張れば10時間で終わるという

短すぎるRPGの理由だったのかもしれません。

 

 

おそらくですが、

ゲームボーイの時の様に、

アレサ3で完結させようとしていたと思います。

 

と言いますか、

中途半端に終わったイベントがありますので、

続編を出す予定はあったと思うんです。

 

「え?この敵と戦わないの?」で終りますからね。

 

続編でこの部分に決着を付けたかったのだと思います。

 

しかし、残念ながら

アレサ3は出ないで終わってしまいました。

 

「リジョイス」という外伝的な作品も発売されましたが、

残念ながらアレサ3という感じでは無かったそうですからね。

 

いつの日か、

このアレサというシリーズを完結させてほしいなと思います。

 

 

もう10時間遊べたら、

名作RPGとして今でも語り継がれていると思う

 

アレサ2という悲しいRPGの感想を終わらせていただきます。

 

 

 

アレサ2・SFC版のまとめ

 

なにがそんなに面白いのか

 

レベルが上がるスピードが早いというのは、

思っている以上に楽しいです。

 

3回くらい戦えば、1レベル上がりますからね。

 

本編に集中できるというのは、

他のRPGにも負けない素晴らしさだったと思います。

 

 

今急いで買う理由とは

 

サクッと遊べるRPGを探しているのならば、

この作品は文句なしだと思います。

 

私も二日でクリアしましたからね。

 

時間が無い方は、

このくらい短いRPGを

連続して遊んでみてはいかがでしょうか。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

快適に進んで行くという 嬉しさと悲しさ 

それこそが、今急いで950円で買う理由です

 

 

 

こちらから購入できます

 

 

ソフトのみ  950円

 

 

 

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