モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

テラ―ズ2 ボリュームで言えば 前作の6倍楽しめる 名作ホラーサウンドノベル

オカルト系のアドベンチャーというよりも ミステリー寄りに進化した?

 

[前作が短編集ならば 今作はガチのミステリーが3本]

[テラーズ2   バンダイ   ワンダースワン]

 

2000年発売  

ジャンル ホラー サウンドノベル

参考価格 

ソフトのみ  590円から940円にアップ   

完品状態   800円から1140円にアップ

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  10時間

このゲームに対する世間の評価  ミステリードラマが好きならば 満足できる

どんな人におすすめ  かまいたちの夜系が好きならば 絶対におすすめ

 

 

最近は、

ずっとブログの記事を書いていました。

 

なので、ほとんどゲームを遊んでいなかったのですが。

 

今回のゲームは、

いい感じで気分転換になりました。

 

物語が中盤に差し掛かったら、やめる

 

バットエンドを見たら、やめる

 

グットエンドを見たら、やめる

 

なんて感じで、

ちょっとした時間を利用して、何度も何度も遊んでいました。

 

そんなゲームも

一区切りつきましたので、

ようやく感想をまとめる事ができます。

 

ミステリードラマが好きな方

 

ホラー系のサウンドノベルが好きな方

 

長時間遊べるアドベンチャーゲームが欲しい方

 

そんな人達に楽しんでもらえると嬉しいです。

 

 

前作の何倍もドキドキできて 何倍も胃が痛くなる

テラーズ2の感想です。

 

 

 

テラーズ2とはどんなレトロゲーム

 

このテラーズ2ですが、

2000年にバンダイから発売された、

ワンダースワン専用のサウンドノベル作品です。

 

前作のテラ―ズは

沢山のシナリオの中から、好きな物語を選びまして。

 

30分ほどの、短い物語を

連続で楽しんで行きました。

 

その手軽さから、どんどん遊びまくりまして。

 

一気に遊びつくしてしまいました。

 

 

そんな前作とは大きく異なりまして、

3本の物語と隠しの1本を

 

長時間にわたって楽しんで行く、

ガチのシステムに変化していました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなサウンドノベルで。

 

自分が選んで選択肢によって、

その後の物語がガラリと変化していく。

 

中毒性の高いゲームシステムになっています。

 

本作オリジナルの、

「テラ―ポイント」というシステムも搭載されていまして。

 

選択肢によって

徐々に恐怖が溜まって行きます。

 

その恐怖ポイントによって

主人公の行動すらも変化させてしまう、

テラ―ズならではのシステムも健在でした。

 

自分は助けに行きたいのに

 

恐怖のせいで、その一歩が踏み出せない

 

こんな、サウンドノベルの概念を

大きく変えたシステムでした。

 

 

登場人物もかなり豪華で

 

眞鍋かをり」さんや「酒井若菜」さんなど、

当時の有名グラビアアイドルさんをバンバン起用していまして、

その点でも、話題になった作品でした。

 

演じているキャラクターの名前が、

そのタレントさんの下の名前になっていましたので。

 

そのタレントさんと一緒に、

恐怖の物語を体験している気分になれたのは、

とても素晴らしかったです。

 

タレント名をそのまま役名にする

 

こんなちょっとしたギミックが、

最後の最後まで熱中出来た理由かもしれません。

 

 

豪華出演陣

 

長時間楽しめる ガチの長さ

 

泣いちゃうほどのエンディングの多さ

 

そんな、ワンダースワンを代表する、

名作サウンドノベルなのでした。

 

 

 

テラ―ズ2の感想でもあり レビューでもあり

 

[前作はオカルトよりの話 今作はミステリー系の話]

 

前作のテラ―ズは、

かなりの割合で、オカルト系の話になっていました。

 

普通に旅館を予約して

 

行く途中で女の子に出会って

 

予約した古びた旅館に辿り着いたら

 

自分と女の子の名前が書いてある、棺桶が置いてあった…。

 

なんて感じで、

幽霊がこちらを驚かせに来る話がメインでした。

 

恐怖の隣人トラブルを生き延びるという、

なかなかのリアルな物語もありますが。

 

ゲームのメインとしましては、

幽霊からどうやって生き延びるのか?というサウンドノベルでした。

 

 

そんな印象で、

私はこのゲームを買いました。

 

テラ―ズですからね

 

恐怖のゲームですからね

 

それはもうドキドキでした。

 

 

しかし、蓋を開けてビックリ

 

まさかの、ミステリーものに変化していました。

 

 

冬休みを理由して、

友達の実家に旅行しに行く同級生4人組

 

男2、女2の、甘酸っぱい旅行になるかと思いきや

恐怖の物語が始まって行く

 

犯人は誰なのか?

 

無事に生き残ることができるのか?

 

こんな、「かまいたちの夜」的な物語があったり。

 

 

女子高生3人組のアイドル

「ソフィー」

 

今日も楽しくラジオ収録

 

そんな時、誕生プレゼントが届けられる

 

封筒を開けてみると、

自分の部屋を隠し撮りした写真が、大量に入っていた。

 

「え?なにこれ?」

 

この事件をきっかけに、

姿の見えない、ストーカーとの恐怖の日々が始まって行く…。

 

なんて、嫌すぎる物語があったり。

 

 

主人公の所に、おじいちゃんの訃報が届く

 

その訃報に悲しみながら、

昔おじいちゃんが教えてくれた、

思い出話を思い出す。

 

その昔話をきっかけに、

主人公の周りに不思議なことが起こり始める。

 

どうしてこんなことが起こるの?

 

おじいちゃんは何かを伝えようとしているの?

 

そこから、過去に起こった事件の真相を探しに行く

ミステリードラマが始まる…。

 

なんて、ワクワクの物語があったり。

 

 

幽霊系の物語というよりも、

ガチのミステリードラマになっていきました。

 

「おじいちゃんが、何かを伝えようとしている」という部分は、

オカルト的な話なのですが。

 

話の流れとしては、

過去に何が起こったのか?を調べていきますので。

 

他の物語よりも、

よりミステリードラマでしたね。

 

 

学校であった怖い話を遊ぶぞ!!」からの

 

かまいたちの夜でした!!」

 

そんな、大幅にシフトチェンジして帰って来た、

名作サウンドノベルをお楽しみください。

 

 

 

[前作は30分 今作は3時間 そんな異様な物語の長さ]

 

前作のテラ―ズですが、

まあ遊びやすかったです。

 

長くても30分程で終りますし、

慣れてくれば、20分ほどで1話を終わらせることができます。

 

ただ、味としては薄かったと思います。

 

ボリュームを犠牲にして、

沢山の物語を体験できるようにする。

 

こんなゲームでした。

 

 

正直言いまして、

もっと物語を掘り下げてくれば、

とんでもないゲームになったと思います。

 

 

そんな意見が大量に届いたのでしょうね。

 

 

今作のテラ―ズ2では、かなり長くなっています。

 

全作が30分で

 

今作が180分です。

 

 

まあビックリしました。

 

「え?まだ終わらないの?」

 

「流石にもう終わるよね?」

 

「え?ここから犯人を捜しに行くの?」

 

こんな連続でした。

 

前作が終わるくらいのプレイ時間なのに、

事件が起こる気配すらない。

 

そこから、ようやく本題が始まって。

更に、犯人を推理していかなければならない。

 

とんでもないボリュームの

サウンドノベルになっていましたね。

 

 

しかも、180分というのは、

エンディングを見るまでの時間です。

 

たった一つのエンディングを見るために、

2時間から3時間かかります。

 

そこから

 

どの選択肢を選べば生き残れるのか?

 

本当にこの道を行けば助かるのか?

 

というか、どうすればいいのか?

 

こんな迷宮に迷い込んで行きます。

 

 

頑張って、頑張って、頑張りまくって

 

最後の最後でつまずく

 

こんな展開の連続が、本当に辛く

前作以上に胃が痛くなりました。

 

 

ただ、グットエンディングを迎えた時の、

「やってやったぜ!!」感は最高なので。

 

くじけぬ心をお持ちの方は、

是非とも遊んでほしいなと思います。

 

 

クリアするのに、2時間から3時間

 

そして、1つの物語に

かなりの数のエンディングが用意されている

 

そんな、サービス精神が満点であると共に、

全てのエンディングを見ようと思ったら、2週間くらい掛かる

 

携帯ゲーム機のサウンドノベルとは思えない、

ガチのサウンドノベルなのでした。

 

 

 

テラ―ズ2のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか

 

途中セーブもできますので、

息抜きにプレイするのがいいと思います。

 

システム面が優しければ、

もっと売れていたと思うので。

 

物語を楽しみたい人は、安心してお遊びください。

 

 

なにがそんなに面白いのか

 

前作は

オカルト7、リアル3くらいでしたが

 

今作は

リアル8、オカルト2くらいなので、

ホラーが苦手な方も楽しめると思います。

 

怖いというよりも、

人間の嫌な部分が満載ですので。

 

どろどろした物語が好きな人は、

今すぐにでも遊んでください。

 

 

今急いで買う理由は

 

ワンダースワンというゲーム機は、

ホラーアドベンチャーが充実しています。

 

なので、まだワンダースワンを持っていない方は、

このテラ―ズをきっかけにして、色々遊んでみて下さい。

 

 

怖いのはテラ―ズ1

 

物語の面白さはテラ―ズ2

 

私はどっちの作品にも大満足です!!

 

 

 

今日も</p

お読みくださりありがとうございました

 

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