モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

勇者死す ヴィータ版 レベル99で始まり レベル1で終わる RPGの異端児

勇者が死んだ その後の世界を大冒険しよう

 

[RPGでもあり アドベンチャーでもあり ギャルゲーでもある]

[勇者死す  日本一ソフトウェア  プレイステーションVITA]

2016年発売  ジャンル RPG  参考価格 1750円

 

記事のネタバレ度  落ちは書きませんが 高め

攻略に必要なプレイ時間  15時間

このゲームに対する世間の評価  面白い…けど王道のRPGでは無い

どんな人におすすめ  個性的なRPGが好きならば 絶対にお勧め

 

 

魔王が現れました

 

普通の人間では倒すことができません

 

なので、勇者様にお願いしましょう。

 

ここまでが、今までのRPGです。

 

その後の世界を体験してみたいと思いませんか?

 

 

そんな今回の 魔王が居なくなった世界ってどうなっているの?

勇者死すの感想です。

 

 

 

勇者死すとはどんなゲーム?

 

この勇者死すですが、

2016年に日本一ソフトウェアから発売された、

プレイステーションVITA専用のRPG作品でした。

 

リンダキューブや俺の屍を超えていけでお馴染の

枡田省治

 

ディスガイアシリーズなどのやりこみゲームに定評のある

日本一ソフトウェア

 

サガシリーズの音楽を担当している

伊藤賢治

 

こんな豪華メンバーでRPGが楽しめる

素晴らしい作品になっていました。

 

 

そんなゲームの目的は

 

世界を救う為に、

魔王ギールに挑む主人公の勇者

 

死闘の末、魔王と刺し違える

 

さあこれで、幸せに天国に旅立てる…

 

かと思いきや

 

天使が現れて、こういう

 

五日間だけ生き返ってみませんか?

 

五日間だけ生き返って、

その後の世界が、どうなったのかを見てみたいと思いませんか?

 

過去の仲間に会いに行くもよし

 

解決していないクエストをクリアするもよし

 

自分の好きな様に五日間冒険してもいい

 

そんな不思議な体験をしながら、

この世界の謎に迫って行く。

 

こんな目的になっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなRPGなのかな?

 

オーソドックスなコマンド選択式のRPGではあるのですが。

 

戦闘自体にそれほどの意味はありません。

 

それは何故なのか?

 

主人公のレベルが99だからです。

 

レベルで表現されていないので、

数値としてはわかりませんが。

 

圧倒的な強さで誕生します。

 

だって魔王を1人で倒せる力ですからね。

 

なので、戦闘を繰り返して

自分のレベルを上げていくというゲームでは有りませんでした。

 

お金もマックスの99999持っていまして、

稼ぐ必要もありません。

 

と言いますか、

最強の装備に身にまとっていますので、

お金を使用する機会もほとんどありません。

 

なので、完全にヌルゲーとして始まります。

 

圧倒的な攻撃力

 

数百ダメージを叩き出す全体魔法

 

敵の攻撃をガンガン避けまくる

 

HPは勿論999

 

もう完全に強くてニューゲームです。

 

 

しかし、ここからが

このゲームの最大のポイントです。

 

この主人公ですが、

どんどん弱体化していきます。

 

月曜日にレベル99で生まれるとします。

 

しかし、時間が経過する事に、

どんどん死が近づいてきまして。

 

最終的には、何も出来なくなって行きます。

 

攻撃は当たらない

 

魔法もほぼ全て忘れてしまう

 

とんでもないダメージを食らう

 

こんな、最高のお荷物になって行きます。

 

エースからのお荷物

 

この時間制限のシステムが本当に面白く、

どのクエストを先にクリアするのか?というのも

このゲームの醍醐味になっていましたね。

 

あそこのボスは強いから、

強力な内に急いで向かう

 

あそこは、それほど強くないから、

弱体化した後半に後回し

 

こんな面白さが、

他のRPGにはない、素晴らしさだったのかもしれません。

 

 

その他の特徴的なシステムで言いますと、

一回のプレイが3時間ほどという所でしょうか。

 

20時間、30時間が当たり前のRPGの世界で、

たった数時間で一度のプレイが終わります。

 

何せ五日間だけですからね、

あっという間に死んで終わります。

 

最後は勇者のお葬式で締めくくられるのですが

 

どのくらいの国民が参列してくれたのか?

 

どのくらいの国民が涙を流してくれたのか?

 

こんな数値で評価されまして、

人生ゲームの様な側面も楽しかったですね。

 

その五日間で、

どのくらいの国民を幸せに出来るのか?と言うのも、

他のRPGでは体験できない、独自のシステムでした。

 

 

レベルが99で始まるRPG

 

たった数時間で終わるRPG

 

やっぱり枡田省治は凄い!!

 

そんな事を思う存分味合わせてくれる、

一度は遊んでほしい、素晴らしい作品なのでした。

 

 

 

ここからは、ゲームの感想に続いていきますので

 

このゲームの存在を知って

「新鮮な気持ちで遊びたい!!」と言う人は

閉じてもらっても構いません。

 

その場合は、ゲームを遊んでから

改めて、感想の部分を読んでもらえると幸いです。

 

こちらから購入できます

 

 

 

勇者死すの感想でもあり レビューでもあり

 

[何度も人生を繰り返すことで 少しずつ世界が変わって行く楽しさ]

 

このゲームの目的としましては

 

最愛の恋人を探す

 

全国各地の悩み事を解決する

 

この二つをメインに進んで行きます。

 

最愛の恋人な筈なのに、

何故か?その部分の記憶が全て消え去っていますので。

 

その恋人の痕跡を探すために、

冒険をしていく訳ですね。

 

その先々で、悩み事が起こっていますので、

それを解決して行きましょうという流れになっていました。

 

しかし、全てのクエストをクリアするのは不可能です。

 

時間制限がありますので、

どうしたって、中途半端に終わってしまう訳ですね。

 

あの仲間のクエストをクリアすると、

片方のクエストは破棄される。

 

こんな困ったシステムにもなっていますので、

何度も人生を繰り返す必要がありました。

 

最初は人間側について、

森の住人と対決する。

 

次は森の住人側について、

人間のお悩みは無視する。

 

こんなジレンマを楽しむ作品になっていました。

 

 

エストをクリアすることで、

次の世界に影響が与えられまして。

 

大金が必要だった教会の資金が、

次の世界では、半額で済んだり。

 

その次の世界では、

大金も必要なくて、イベントアイテムだけでクリア出来たり。

 

そこで終っていたクエストの後に、

新たな展開が用意されているなどなど。

 

一度のプレイでは、全ての謎を解明できない所も、

何時間も遊んでしまう理由でしたね。

 

最初は3時間かかっていたのに、

効率が分かって来ると2時間ほどでクリア出来ますので。

 

ついつい睡眠時間を削って遊んでしまう、

魔性のゲームシステムになって行くのでした。

 

 

遊べば遊ぶほど、どんどん魅力的になって行く

 

そんなゲームシステムが大好きです。

 

 

 

[トーリーのガチさが 本当に嫌な感じ]

 

このゲームのもう一つの魅力で言いますと、

トーリーの凄さでしょうかね。

 

魔王を倒して、ようやく幸せな世界が訪れる。

 

かと思いきや、

目指す目標が無くなってしまったので、また不穏な世界になる。

 

こんなリアルな世界が描かれていました。

 

さっきまでは、

魔王を倒すために手を取り合っていたのに。

 

その脅威が去った瞬間に、

今まで通りの国民の争いが始まって行く。

 

このリアルさを、

世界を救った勇者様が体験して行くというのが、

このゲームのもう一つの魅力になっていましたね。

 

魔王軍に壊滅させられたので、

木を伐って、村を復興したい人間。

 

自分たちの森なので、

木を伐られるのは絶対に嫌な森の住人。

 

こんなどろどろしたストーリーもありますし。

 

魔王と人間の間に生まれた、

ハーフのお姫様。

 

そのお姫様と和解するのか?

 

魔族だから退治するのか?を決める

後味最悪なストーリーなどなど。

 

王道のファンタジーでは語られなかった部分を、

これでもかと凝縮した作品になっていましたね。

 

 

特に、魔族のお姫様のストーリーが本当に辛く、

パーティーのメンバーによって、結末が強制的に変わってしまうなど。

 

ゲーム屈指の嫌なイベントでしたね。

 

こっちは助ける気満々なのに、

仲間が暴走してしまい、最悪な結末を迎える。

 

そんな苦い部分も、

このゲームを楽しむための重要なエッセンスなのかもしれません。

 

 

アイツが居たから最悪の結末になった

 

だったら、次はあいつを連れて行かないでやってみよう

 

こんな試行錯誤の繰り返しも楽しい、

リアル過ぎるストーリーなのでした。

 

 

 

勇者死すのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

最初に遊んだ時は思います

 

王道のRPGが遊びたかったな…と。

 

しかし、何度も繰り返しプレイすることで、

このゲームの面白さがどんどん覚醒して行きますので。

 

個性的なRPGが大すきならば、

絶対におすすめです。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

最初はレベル99ですので

ガンガン進んで行けます。

 

仲間なんていらない

 

全てをたたき切ってやる!!

 

こんな圧倒的な強さです。

 

しかし、どんどん弱弱しくなって行きまして、

雑魚敵にすら苦戦するようになっていきます。

 

そんな状況を助けてくれるのが、

各地の仲間達なんですね。

 

自分は弱体化していくけど、

仲間達は現役バリバリ。

 

この頼もしさと悲しさが、

いい感じのバランスで配合されているのが最高でした。

 

勇者に憧れている、勇者見習いの女の子

 

そんな勇者見習いの女の子が、

物語の後半では、勇者をもしのぐエースになっている。

 

そして勇者は、

安心して死んでいく…。

 

こんな勇者の一生を、

たった五日間で表現する。

 

最高だよね…。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

リンダキューブが好きですか?

 

ロマンシングサガが好きですか?

 

ディスガイアが好きですか?

 

だったら、今すぐ遊んでください。

 

面白さは保証します。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

レベル99で始まり レベル1で終わる RPGの異端児

それこそが、今急いで1750円で買う理由です

 

 

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