モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

ロックマンゼロ2 ゲームとして大幅に遊びやすくなって帰って来た 痺れる名作ゲーム

最初のステージすらクリア出来ない それがこのシリーズの意地

 

[前作よりも遊びやすくはなっていますが  難易度に関して言えば 反省の色なし]

[ロックマンゼロ2  カプコン  ゲームボーイアドバンス]

2003年発売  ジャンル アクションシューティング  参考価格690円

 

記事のネタバレ度  高め

攻略に必要なプレイ時間  3時間

このゲームに対する世間の評価  ヌルゲーマー帰ってください

どんな人におすすめ  ロックマン2並の難易度が好きなら 絶対に面白いです

バーチャルコンソールで配信あり

 

 

ロックマンを全て集めるのが、

私の夢です。

 

50タイトルくらいは軽く出ていますので、

かなり、長い道のりになりそうです。

 

でもほとんどの作品が面白いんですよね。

 

 

そりゃあ値段も下がりませんよね…。

 

 

そんな今回の 前作の不満点を大幅に解消してくれた 素晴らしい作品

ロックマンゼロ2の感想です。

 

 

 

ロックマンゼロ2とはどんなレトロゲーム

 

このロックマンゼロ2ですが、

2003年にカプコンから発売された、

ゲームボーイアドバンス専用のアクションシューティングでした。

(DSでロックマンゼロコレンクションが発売されています)

 

 

2002年に発売された

ロックマンゼロから1年後。

 

ゲームのシステムを受け継ぎつつも、

遊びやすい作品に進化して帰ってくる。

 

ロックマン好きにはたまらない作品になっていました。

 

 

ファミコンでお馴染のロックマン

 

そのロックマンを、リアルなゲームにしたのが

ロックマン

 

そのロックマンXの人気キャラクターである

「ゼロ」を主人公にしたのが。

 

今作のロックマンゼロでした。

 

 

そんなゲームの目的は

 

前作の死闘から一年後、

ゼロは各地を放浪していた。

 

そんなボロボロのゼロを発見する、

前作のヒロイン「シエル」

 

シエルたちは別のレジスタンスに所属していた

 

そのレジスタンスのリーダーである

「エルピス」を手伝いながら

 

この荒廃した世界を救っていく…。

 

こんな目的になっていました。

 

ロボットが暴れないように、

どんどん破壊していく人間

 

そのロボットに破壊されないように、

ひっそりと暮らすレジスタンスのロボットたち。

 

そんな世界を、

複雑な気持ちになりながら、冒険していく。

 

こんな、奥深すぎるストーリーも

ロックマンゼロシリーズの魅力ですよね。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションシューティングで。

 

往年のロックマンをそのまま楽しむことができました。

 

ステージを選び

 

そのステージのボスを倒し

 

そのボスのチップを入手して

 

そのチップが弱点になるボスに挑んで行く

 

こんな王道のロックマンになっていました。

 

前作では、

特殊武器を貰える訳では無く。

 

火、氷、雷、

こんな、属性のチップを入手するために頑張っていましたが。

 

今作では、

ボスの特殊武器を奪える、今までのロックマンのシステムが戻ってきまして。

 

前作よりも、はるかにやりこみ要素があがっていました。

 

「武器を奪える」、たったこれだけなのに、

ゲームの面白さが100倍になる。

 

ロックマンって凄いなと思いますね。

 

 

その他のシステムで言いますと、

武器のレベル上げ、妖精の育成、リトライシステムの廃止、フォームの入手、

こんな感じでしょうかね。

 

前作までのシステムで言いますと

武器のレベル上げと妖精の育成です。

 

武器のレベル上げは、

同じ武器を使用すればするほど、新たなアクションが増えていくシステムで。

 

前作同様、勝手に上がって行きますので、

ストレスにならなかったのは良かったです。

 

妖精の育成は、

「サイバーエルフ」という妖精がいまして。

 

この妖精を仲間にしたら、

エネルギーを与えて成長させていくというシステムで。

 

ステージの隅々まで探して、

レアな妖精が居ないかを見つけだしていく。

 

ロックマンXの

「カプセル探し」の楽しみがありました。

 

 

今作で新たに変更されたのが、

リトライの廃止です。

 

前作は、リトライの回数に制限が掛けられていまして。

 

沢山のプレイヤーを地獄に送って行きました。

 

そんなリトライのシステムを廃止しまして、

今まで通りの残機のシステムに変更していました。

 

今まで通りの、

コンテニュー無制限のロックマンを楽しめる。

 

もうこれだけで、大満足ですよね。

 

 

最後のフォームの追加ですが、

敵を倒すことでフォームを貰うことができまして。

 

攻撃力

防御力

機動力

 

こんな3種類の能力が設定されていました。

 

そのフォームを変更する事で、

自分だけの攻略方法を考えていくというのは良かったですね。

 

攻めるのか

守るのか

高速で進むのか

 

なんて、そのステージ事に考える楽しさがありました。

 

 

不評だったシステムは廃止して

 

なおかつ面白さもプラスする

 

それなのに、難易度はそのまま

 

というか、上がっているかもしれない?

 

そんな、ロックマンゼロ2という、

魔性のアクションゲームなのでした。

 

 

 

ここからは、ゲームの感想に続いていきますので

 

このゲームの存在を知って

「新鮮な気持ちで遊びたい!!」と言う人は

閉じてもらっても構いません。

 

その場合は、ゲームを遊んでから

改めて、感想の部分を読んでもらえると幸いです。

 

こちらから購入できます

 

 

 

ロックマンゼロ2の感想でもあり レビューでもあり

 

[ミッションの失敗が無くなったのは 最高の変更点]

 

前作のロックマンゼロですが、

とにかく難しかったです。

 

それは何故なのか?

 

コンテニューが有限だったからです。

 

今までのロックマンのシステムを破壊して、

規定回数しかコンテニューできないようにする。

 

こんなスパルタすぎるシステムでした。

 

せっかく妖精を仲間にしたのに、

リトライを使用したくないから、リセットする。

 

こんな辛さでした。

 

更に、ミッションを失敗してしまうと、

そのミッションが消えてしまいまして。

 

そこで入手できる妖精やアイテムを取れなくなってしまいます。

 

このシステムを知らない初心者は、

最後の最後で泣きをみます。

 

「この悲惨な状況で、どうやってクリアするの…」と。

 

 

そんな、鬼のようなシステムに苦情が殺到したのでしょうね。

 

今作ではリトライが廃止になりました。

 

そして、ミッションの失敗もなくなりました。

 

と言いますか、

ミッションをクリアするまで、出られないんです。

 

「クリア出来なかったけど、妖精とエネルギーは稼いだな」なんて事は出来ません。

 

ステージを最後までクリアするか、

セーブデータまで戻るか。

 

この2択です。

 

諦めて本拠地に戻るなんて事は出来ません。

 

なので、ミッションを失敗する事は100%ない訳ですね。

 

 

まあ、コンテニューが無制限ですので、

諦めなければ、行けます。

 

というか、進めば進むほど難易度が上がりますので、

諦めている余裕なんてありません。

 

何度も、何度も、何度も死んで、

少しずつ進める距離を伸ばしていく。

 

そんな、レトロゲームの精神が、

このロックマンゼロ2は流れているのでした。

 

 

 

[ボスの武器を奪えるよ でも一度も奪ったことがないよ]

 

このロックマンゼロ2の魅力的なシステムで言いますと、

相手の武器を奪えることでしょうね。

 

前作ではチップだけだったのに

 

今作ではボスの武器も貰うことができる

 

なんて素晴らしいゲームなんでしょうか…。

 

 

とはならないんですね。

 

と言いますのも、

ボスの武器を奪うには、ゼロのレベルを上げなくてはなりません。

 

ゼロのレベルとは何なのか?

 

ずばり、ゲームの上手さです。

 

 

受けるダメージを少なく

 

ステージクリアを素早く

 

残機を使用しない

 

なんて感じで、

いかに華麗にステージをクリアして行くのか。

 

こんなシステムになっていました。

 

前作でも、

このレベルのシステムがありましたが。

 

それは評価が変わるだけでした。

 

私は、ずっと「マケイヌ」とか呼ばれていました。

 

そんなレベルのシステムが、

相手の特殊武器を奪う判断材料になっていたんですね。

 

レジスタンスの仲間が

「相手の武器を奪えるよ」的な事を教えてくれるのですが。

 

ヌルゲーマーには無理でしたね。

 

この部分が、

初心者と上級者を分けたような気がします。

 

 

クリアは出来るのだけど、

武器を貰うことはできない、優しい道。

 

クリアは激ムズだけど、

ご褒美の武器を貰う事ができる、茨の道。

 

そんな二つの道があったからこそ、

今なお愛され続けているのかもしれません。

 

 

 

ロックマンゼロ2のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

リトライのシステムがなくなっただけで、

もう大満足です。

 

死んで覚えるのがロックマンです。

 

そのロックマンの楽しみが帰って来た。

 

絶対に遊んでください。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

クリア出来ないと思っていたのに

 

ふとした瞬間に、何故かクリアできる

 

こんな不思議が、ロックマンの醍醐味ですよね。

 

今作では、

これでもかとステージが難しくなっていますので。

 

「どうして、こんなに針があるんだよ!!」

なんて、絶叫しながら遊んでください。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このゲームは

バーチャルコンソールでも配信されていますし

 

ニンテンドーDS

ロックマンゼロコレクション」でも1から4まで楽しめます。

 

コレクションには、

イージーモードが搭載されていまして。

 

誰でもエンディングまで行けるようになっていますので、

安心して遊んでほしいなと思います。

 

ちなみに、イージーモードだと、

ゼロのレベルが上がりませんので。

 

残念ながら武器を奪う事は出来ませんでした。

 

しかし、オリジナル版も遊ぶことができますので。

 

イージーモードでゲームに慣れてから、

激ムズのオリジナル版を遊ぶのをおすすめします。

 

 

不満を解消して

 

やりこみ要素もプラスして

 

名作ゲームに進化させてから

 

即死トラップの多さで叩き落とす

 

 

ロックマンゼロの製作者はドSなんだろうな!!

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

ゲームとして大幅に遊びやすくなって帰って来た 痺れる名作ゲーム

それこそが、今急いで690円で買う理由です

 

 

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