モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

レディアントマイソロジー2 優等生にあった 数少ない弱点  そんな部分も楽しもう

テイルズの世界で モンハンの中毒性をよりお手軽に楽しめる

 

[前作の不満点を大幅に修正して 優等生になって帰って来た]

[テイルズオブワールド・レディアントマイソロジー2  バンダイナムコ  PSP]

 

2009年発売  

ジャンル RPG   

参考価格  この記事を書いた当時は200円  今は300円

記事のネタバレ度  ガッツリ高め 

攻略に必要なプレイ時間  25時間

このゲームに対する世間の評価  物語が素晴らしいので 先に進みたくなる

どんな人におすすめ  モンハンが好きなら 遊んで損は無い

 

 

前作のレディアントマイソロジーですが、

かなりの人に読んでもらう事ができました。

 

 

retogenofu.hatenablog.com

 

ありがとうごさいます。

 

面白いのだけど、

すこし粗削りな部分もある。

 

そんな作品でした。

 

 

そんな作品の続編が、

優等生になって帰って来たんです。

 

前作の不満点を、

バランスよく調整して、より遊びやすい作品に仕上げる。

 

最高です。

 

 

そんな今回の 優等生になって帰って来たけど 弱点も一緒に持ってきた

テイルズ・レディアントマイソロジー2への6000文字のラブレターです。

 

 

 

retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

 

 

レディアントマイソロジー2とはどんなレトロゲーム

 

このレディアントマイソロジー2ですが

2009年にバンダイナムコから発売された

プレイステーションポータブル専用のRPG作品でした。

 

大人気ゲームシリーズ

「テイルズ」の外伝的な作品として発売された今作は。

 

今までに発売された

歴代のテイルズキャラクターたちが、一同に集結した

お祭りゲーム的な作品になっていました。

 

前作では、テイルズオブファンタジアから、

テイルズオブジアビスまで。

 

全19人のキャラクターが一同に集結する。

 

そんな作品になっていましたが。

 

今作では、

テイルズオブファンタジアから、

テイルズオブヴェスペリアまで。

 

全50人のキャラクターが登場する。

 

そんな豪華すぎる世界で、

オリジナルの主人公となり大冒険していく。

 

前作以上に、お祭りゲームになっていました。

 

 

ゲームの目的は

 

オリジナルの主人公となりまして

 

海賊船バンエルティア号の乗組員となり、

世界各地で起こる厄介事を解決しながら。

 

この世界の謎に迫って行く。

 

そんな壮大な目的になっていました。

 

 

最初は小さかった海賊船だったのに。

 

エストを解決していく事で、どんどん知名度が上がって行き。

 

沢山の英雄たちが集まる、

とてつもない本拠地になって行く。

 

幻想水滸伝の様な楽しさが詰まっていました。

 

 

海賊船にはギルドと呼ばれる場所がありまして。

 

そのギルドに舞い込んでくる、

様々な事件を解決して行く事で。

 

この世界がどんな世界なのか?

 

この世界に一体何が起こっているのか?

 

こんな事が徐々に解明されていく。

 

そんな流れになっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなRPGで

 

ドラゴンクエストの様な

コマンド選択式のRPGでは無く

 

自分自身で敵を倒していく

テイルズシリーズならではの戦闘シーンになっていました。

 

イース」や「ディアブロ」などは

ダンジョン全体をアクションしながら進んで行くシステムですが。

 

レディアントマイソロジーシリーズでは

シンボルエンカウントのシステムになっていまして。

 

敵のシンボルにぶつかったら、

アクションシーンが始まるという感じになっていましたね。

 

前作では、

街を移動しながら、クエストをこなしていくという流れでしたが。

 

今作では、

海賊船にクエストが舞い込んでくるシステムになっていましたので。

 

街の行き来をしなくても良くなったのは、

かなり楽になっていました。

 

 

ゲームの基本的な流れとしましては

 

ギルドでクエストを受けます。

 

バットを倒して来いとか

 

鉄鉱石を持ってこいとか

 

ファンタジーRPGお馴染の、

王道のクエストから

 

小学生のお使いの様なクエストまで

 

とんでもない量のクエストが用意されていました。

 

そんなクエストを解決していく事で、

世界の時間が進んで行くといった流れも。

 

前作と同じになっていました。

 

 

エストをこなすことで、

お金とアイテムと名声とグレードポイントという物が貰えます。

 

お金を使用して、

装備やアイテムを購入して

 

名声を貯めて、

イベントの進行を進めて

 

グレードポイントを使用して、

レアなアイテムと交換する。

 

こんな流れになっていまして。

 

エストをクリアするほど、

どんどん裕福になって行く、面白いシステムでした。

 

 

前作では、

モンスターはほとんどお金を落とすことはありませんでした。

 

それこそ、

後半のボスを倒しても40とかの、小銭しか落としません。

 

そんなゲームですので、

エストをクリアして行きながら、装備を強化していく。

 

こんな流れになっていたと思います。

 

しかし、

今作からは、普通のRPG並みにお金を落とすようになりまして。

 

戦えば、戦うほど、

お金がザクザク貯まるのは、結構嬉しかったです。

 

 

その他の特徴としましては、

 

アイテム採取とアイテム生産のシステムでしょうか。

 

アイテム採取とは?

 

ズバリ、モンスターハンターでお馴染のあれです。

 

ダンジョンには

光り輝く採取ポイントがありまして。

 

その採取ポイントで、

さまざまなアイテムを集めていきます。

 

鉄鉱石や銅鉱石、オパールの原石やエメラルドの原石など、

装備を強化するための宝石の数々。

 

イモやグレープ、玉ねぎやニンジンなど、

料理を作成するための食材の数々。

 

丸太や石ころなどの、

アイテムを作成するために必要なアイテムの数々。

 

なんて感じで、

エストを受けてダンジョンに行くのがメインなのですが。

 

それをほっぽりだして、

延々と採取ポイントに行くのも楽しい作品になっていました。

 

 

そして、そんなアイテムを山ほど持ち帰ってきて、

アイテム生産の楽しい時間が始まります。

 

鉄鉱石は、ただの石ですが、

生産することで、鉄に生まれ変わらせることができます。

 

キノコはそのままでは食べられませんが、

生産することで、キノコのパスタとして美味しくなります。

 

このアイテム生産こそが、

プレイヤーの時間を奪いまくる大きな要素になっていました。

 

 

採集ポイントでは、

使用するアイテムを選ぶことができます。

 

カッパ―マトック

シルバーマトック

ゴールドマトック

 

こんな3種類の道具を選ぶことができまして。

 

上のランクになればなるほど、

取れるアイテムの量やランクが上がるシステムでした。

 

カッパ―マトックならば、

鉄鉱石が2個だけど

 

ゴールドマトックならば、

鉄鉱石4個と銅鉱石3個なんて感じで。

 

いかに、良い採集アイテムで行けるのかという

ゲームでもありました。

 

 

アイテムが沢山取れるという事は、

その分時間を短縮できる訳ですからね。

 

その高ランクの採集道具を作るために、

また採集ポイントに通う。

 

こんな繰り返しが、

時間を何時間も奪ってしまうのでした。

 

 

ゴールドマトックを作るには、

木材と金が必要です。

 

なので、木材を作るのに必要な

丸太を採集しに行きます。

 

次に、

金を作るために、金鉱石を発掘しに行きます。

 

丸太を木材にして

 

金鉱石を金にして

 

木材と金で、ゴールドマトックにして

 

そして、金鉱石が採掘できるポイントにいき、

また金鉱石を山ほど集める。

 

こんな繰り返しになっていました。

 

 

今まではカッパ―マトックでしたので、

良くて2個、駄目だと0個でしたが。

 

ゴールドマトックですからね、

4個とか5個とか、使った分以上に返ってくるのが最高でした。

 

 

このゲームでは、

モンスターハンターの様に、採集したら終わりでは無く。

 

時間の経過で復活する、

激アマなシステムが搭載されていました。

 

ですので、

一回のクエストで、金鉱石が60個とか取れる可能性もありましたので、

ずっとダンジョンに入り浸るというのも多かったです。

 

 

こんな流れが、最高に楽しく。

 

延々とアイテム採取とアイテム生産を繰り返す

 

そして2時間が吹っ飛ぶ

 

こんなあるあるになっていました。

 

 

エストを受けていくコツコツ感

 

アイテムを生産していくコツコツ感

 

ゲームの流れは王道のテイルズシリーズ

 

こんな流れが、

前作以上にパワーアップして楽しめる。

 

そんな、知らなかったことを後悔するほどの、

名作RPGなのでした。

 

 

 

こちらから購入できます

 

300円

 

 

 

 

レディアントマイソロジー2の感想でもあり レビューでもあり

 

[前作の不満点を改良してくれた それだけで100点を上げて下さい]

 

前作も大好きな作品です。

 

しかし、不満点が無いかと言われれば、

結構ありました。

 

その代表格で言いますと、

アイテムの所持数制限でした。

 

前作では、どんなアイテムでも

最大15個までしか持つこと出来ませんでした。

 

 

このシステムのなにが辛いのか?

 

 

研磨剤の不足でした。

 

鉄鉱石や金鉱石は、

そのままでも、鉄と金にできます。

 

しかし、

オパールの原石やエメラルドの原石は、

研磨剤というアイテムが必要になってきます。

 

この研磨剤が無いために、

せっかくのアイテムを入手できないという事が頻繁に起こりました。

 

研磨剤は石ころで作成できます。

 

しかし、石ころは、序盤のダンジョンにしかありません。

 

こちらはレベル60なのに、

適正レベル5とかのダンジョンに行かなければならない。

 

こんな面倒くささが、前作の不満点でした。

 

そんな不満点を改良しまして、

持てる所持数の制限が99までアップしました。

 

回復アイテムなどは、

今まで通り15個なのですが。

 

それ以外のアイテムは99個まで持てる。

 

この変更点は、

最高に嬉しかったですね。

 

好きなだけ素材を集めて、

後で研磨剤を取りに行けばいい。

 

このシステムになっただけで、

もう99%は満足できました。

 

 

もう一つの嬉しかった点で言いますと

パーティーが解散されなくなったところでしょうね。

 

前作では、

エストをクリアするごとに

パーティーが解散していました。

 

エストをクリアする事に、

いちいち仲間を入れ直さなければならず。

 

まあ面倒でした。

 

そんな不満が、数多く届いたのでしょうね。

 

今作では、解散することなく、

ずっとそのままのパーティーで居る事ができました。

 

イベントによっては、

専用の仲間を入れなければいけませんので、

ずっと同じ仲間と言う訳にはいかないのですが。

 

いちいち解散されるよりは、

何倍も嬉しかったですね。

 

 

こんな変更が素晴らしく、

前作以上に、熱中できるゲームとして楽しむことができたのでした。

 

 

 

[このゲーム最大の問題点  テイルズのキャラが鬼よわ]

 

前作は、19人のテイルズキャラクターと

一緒に戦うことができました。

 

それだけでも凄いのに、

今作では50人ですからね。

 

まあ、とてつもない豪華さです。

 

そうなって来るとどうなるのか?

 

 

どうせなら、全員使ってほしいよね!!となります。

 

 

その結果どうなるのか?

 

エストごとに、

そのキャラクターたちを連れていかなければなりません。

 

4人パーティーの内、

2人はテイルズのキャラクター。

 

こんな感じです。

 

 

それのどこがいけないの?となります。

 

 

テイルズのお祭りゲームなのだから、

それはご褒美なのでは?と。

 

 

そのキャラクターが

完全に足を引っ張っているんです。

 

テイルズのキャラたちと大冒険を楽しむ。

 

こんなゲームシステムが売りだったのに、

テイルズのキャラが居ない方が楽。

 

こんな残念なシステムになっていました。

 

 

その理由こそが、

「テイルズのキャラだけ、レベルがそのまま」という

摩訶不思議なシステムでした。

 

他のオリジナルキャラクターは、

主人公のレベルに依存します。

 

主人公が30レベルならば、

オリジナルのキャラクターも30レベルです。

 

しかし、テイルズのキャラクターは、

10とか15とか5とか、そのままです。

 

ゲームの後半なんて、

主人公のレベルが60で、テイルズのキャラは10とかですからね。

 

「なにこのバランス!!」となります。

 

 

前作も、ゲームシステムとしては一緒なのですが。

 

前作は、テイルズのキャラを入れなくてもクエストは進みました。

 

好きなキャラクターだけを、

延々とレベル上げして連れていく、こんなことが可能だった訳です。

 

しかし、今作では、

キャラクターがあまりにも多すぎましたので。

 

レベル上げをする苦労が何倍にもなってしまい、

その部分でブレーキをかけられる様になってしまったのでした。

 

 

テイルズのキャラも、

主人公のレベルに依存していたとしたら

 

きっと神ゲーになれた。

 

そんな部分が、このゲームの数少ない不満点なのでした。

 

 

 

[そんな不満点を、ゴリ押しで乗り切ろう]

 

そんなゲームを

どうにかできる方法があります。

 

それこそが、ゴリ押しです。

 

このゲームは4人パーティーです。

 

そして、2人のテイルズのキャラが加わります。

 

つまり、1人は自由に出来ます。

 

この1人を、オリジナルキャラにします。

 

オリジナルキャラは主人公のレベルと同じなので、

主人公が2人居るようなものです。

 

そして、テイルズのキャラには、

アイテムをガンガン使ってもらいます。

 

戦闘なんて期待しないで、

回復だけに専念してもらうんです。

 

私の場合は、

主人公を魔法使いにしましたので。

 

前衛の剣士に頑張ってもらいながら、

後衛から巨大な魔法を叩き込む。

 

こんな流れになっていきました。

 

その2人をアイテムで必死に援護してもらう。

 

こんな流れにすることで、

役立たずを、使えるキャラに……とまでは行きませんが。

 

居ても邪魔にならない

 

こんなキャラにすることができましたね。

 

 

どんなキャラでも、

使い方次第で光り輝くことができる。

 

そんな、テイルズシリーズの、

奥深すぎる戦闘シーンに脱帽なのでした。

 

 

 

レディアントマイソロジー2のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

テイルズシリーズを

一度も遊んだ事がない人も多いかと思います。

 

私も、それほど多くの作品を遊んではいません。

 

しかし、このレディアントシリーズは遊んでほしいです。

 

マジで面白かったです。

 

テイルズシリーズを知らなくても、

名作RPGとして楽しめる。

 

これって本当に凄いことだと思います。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

このシリーズを知らない人にとっては

「地味なゲームだな…」だと思います。

 

しかし、その地味さが、

ウィザードリィディアブロが好きな私にとっては

最高のご褒美だったんですよね。

 

テイルズシリーズと言えば、

豪華なイベントシーンが売りだと思うのですが。

 

そんな豪華さが無くても、

テイルズシリーズを大好きになれる。

 

偉大な作品を体験して欲しいなと思います。

 

ちなみに、前作以上にイベントシーンが増えていますので、

その点でも、不満が届いたのかも知れませんね。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

前作のエンディングを見た次の日に、

レディアントマイソロジー3を買いに行きました。

 

なので、レディアントマイソロジー3は手元にあります。

 

レディアントマイソロジー1が2006年

 

レディアントマイソロジー2が2009年

 

レディアントマイソロジー3が2011年ですからね。

 

5年間の集大成を3で表現しているのか、

今から楽しみにしています。

 

レディアントマイソロジー1は

粗削りながらも、RPGの楽しさを充分に体験できました。

 

レディアントマイソロジー2は

前作の不満点を変更しながらも、惜しい部分もありました。

 

果たしてレディアントマイソロジー3はどうなるのか?

 

そんなドキドキを、

一緒に体験してください。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

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