モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

カウントダウンヴァンパイア―ズ ボリューム感のありすぎる バイオハザード

バイオハザードを物凄く長くして 物凄く難しくした感じ

 

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[バイオのパクリではありません だって敵はヴァンパイアですから]

[カウントダウンヴァンパイア―ズ  バンダイ  プレイステーション]

1999年発売  ジャンル アクションアドベンチャー 参考価格290円

 

記事のネタバレ度 かなり高め

攻略に必要なプレイ時間  13時間

このゲームに対する世間の評価  あれ?バイオハザードの続編かな?

どんな人におすすめ  バイオハザードが好きなら最高です

アーカイブスで配信なし

 

 

最近は長いゲームを遊ばなくなりましたね。

 

昔は

パワプロ9に200時間

ドラクエ8に100時間

FF12に100時間

モンスターハンターセカンドGに1000時間など

 

長く遊べるゲームを

半年間、延々と遊ぶのが当たり前だったのに。

 

今では30時間のRPGでも辛くなってきました。

 

あの頃の情熱を早く取り戻さないとな

なんて思っています。

 

キープしているゲームで言いますと

PS2版の「天外魔境2」をキープしていまして

40時間ほどかかるそうなので

いつ遊ぼうか、未だに悩んでいますね。

 

絶対に面白いと分かっているのに

40時間遊ぶのが辛い

 

そんな今日この頃です。

 

 

そんな今回の 13時間遊べるバイオハザード系をお楽しみください

カウントダウンヴァンパイア―ズの感想です。

 

 

 

カウントダウンヴァンパイア―ズとはどんなレトロゲーム

 

このカウントダウンヴァンパイア―ズですが

1999年にバンダイから発売された

プレイステーション専用のアクションアドベンチャーでした。

 

ゲームの目的は

広大なホテルを舞台に

突如として吸血鬼になってしまった人達を救うべく

金髪の青年刑事「キース」が

広すぎるホテルを探索して行く。

果たして事件を解決する事は出来るのだろうか?

こんな目的でした。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションアドベンチャー

まんま「バイオハザード」の様なシステムでした。

 

扉には鍵がかかっている

 

その鍵を探すためにフロアを探索する

 

ロッカーには暗証番号を打ち込まなければならない

 

その暗証番号を探すためにフロアを探索する

 

その探索を邪魔するかの様に

ヴァンパイアたちがこれでもかと押し寄せてくる

 

果たして無事に生き延びられるのだろうか?

 

こんなドキドキワクワクの作品でした。

 

ハーブでは無くドリンク

 

救急ボックスでは無くボトル

 

救急スプレーでは無くフード

 

こんな

バイオハザードとは全然違うんですよ」なんて

潔さも良いですよね。

 

ホテル内には

自動販売機が設置されており

お金を使用することで、回復アイテムを購入することができまして

この部分でも楽しかったです。

 

アイテムは多めに設置されているのですが

自動販売機で、いつでも補充できるというのは心強かったです。

(買い過ぎると売り切れになります)

 

 

「R?MJ」のスタッフが作ったという事もあり

知名度としてはかなりの高さだったのですが。

 

今の今まで遊んだ事が無かったので

ドキドキしながら遊んだ作品なのでした。

 

PS版の「サラリーマン金太郎」の中にも予告編が入っていましたので

「遊んでみたいな」と思っていましたが。

 

遊んでみたら、操作性までバイオハザードだった

そんな豪快な作品をお楽しみください。

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カウントダウンヴァンパイア―ズの感想でもあり レビューでもあり

 

[絶望に次ぐ絶望 それほどの謎解きの難しさ]

 

このゲームを遊んで真っ先に思った事

「フロアでか!!」です。

 

探索できる範囲が広すぎまして

「どこから調べればいいのだろう?」なんて凄さでした。

 

鍵がかかっていたりするので

順序よく進める事になるのですが。

 

この謎解きの部分がまあ辛かったですね。

 

広大なフロア

 

泣きたくなるような謎解き

 

クリアしたかと思ったら、また直ぐに謎解き

 

そんな、地獄の様な難しさでした。

 

簡単に言えば

30分前に入手したヒントを

急に使わされる

 

こんな「どのヒントが答えなの?」みたいな辛さがありました。

 

「もう、攻略見ちゃおうかな」こんな悪魔のささやきが

常に聞こえるくらいの難しさでしたね。

 

心電図をタイミング良く動かしていく謎解きで15分

 

楽譜を見て音楽を奏でる謎解きで30分

 

時計の針を動かす謎解きで1時間

 

こんな、ひとつひとつの

なぞ解きの難しさがこそが

カウントダウンヴァンパイア―ズというゲームが

バイオハザードに勝っている部分だったのかもしれませんね。

 

 

謎解きの直ぐ後に

 

また謎解きが待ち受けている

 

そんな謎解きのミルフィー

 

これこそが、アドベンチャー本来の楽しさを再認識できる

素晴らしさだったのかも知れませんね。

 

 

まあ、猛烈に頭が痛くなるのですがね。

 

 

 

[敵を倒すのではなく 敵を助けるという斬新な試み]

 

このゲームが

バイオハザードのパクリだ」と言われるのに

何の文句もありません。

 

マジでバイオハザードですので。

 

そんなゲームですので

「だったらバイオハザードを遊びます」と言われるかもしれません。

 

ただ、ちょっと待ってほしいです。

 

このゲームならではの

オリジナルの要素も用意されています。

 

ですので、その部分だけでも、遊んでほしいなと思います。

 

 

それは

「敵キャラを救出できる」というシステムでした。

 

このゲームには

吸血鬼

生物兵器

こんな2種類の敵が襲ってきました。

 

吸血鬼というのは、元々は人間で

最初はゾンビの様にノロノロ

イベントの経過によって時間が進むと、スピード感溢れる強敵に

こんな敵でした。

 

もう一方の生物兵器

コウモリの能力を持った敵

オオカミの能力を持った敵

なんて感じで、吸血鬼とは違う、なかなかのモンスター感でした。

 

この2種類の敵の内

吸血鬼のみですが、助け出すことができます。

 

「白い水」という聖水みたいな物を振りかける事で

元の人間に戻らせることが出来るんです。

 

麻酔銃という

戦闘能力は皆無なのですが、敵を眠らせる武器がありまして。

 

この、麻酔銃で吸血鬼を眠らせ

眠っている隙に、聖水を振りかけて人間に戻す。

 

この人命救助のお礼として、若干のおこずかいが貰え

それでジュースやお菓子を買う

こんな楽しみがありました。

 

助け出した数で

エンディングが変化するそうなのですが

そんなところも良かったのではないでしょうか。

 

ただ、この麻酔銃の性能が最悪で

何発も撃ちこまないと倒すことができません。

 

そうなって来ると

人命救助よりも、ハンドガンなどで倒した方が早くなるのも事実でしたね。

 

助け出したいのだけど

助け出すよりもピンチを脱出したい

こんなジレンマがありました。

 

 

苦労して人命救助するのか

 

ハンドガンやショットガンで吹っ飛ばすのか

 

その葛藤を楽しむ

 

それこそが、カウントダウンヴァンパイア―ズの

本当の魅力かもしれませんね。

 

 

 

[ボリューム感でいうと バイオ系の中でもトップクラスの満腹感]

 

このゲームをクリアするのに

13時間掛かりました。

 

ランクで言いますとCだったでしょうかね。

 

バイオハザード

初めてのプレイですと8時間とか、かかりましたので

慣れればもっと短縮できると思うのですが。

 

バイオハザードの操作に慣れて

なんとなく謎解きのパターンも掴んで

敵の対処法も、今までの経験でどうにかして

その末に辿り着いた時間が

まさかの13時間でした。

 

おそらくですが

一切バイオハザードに触れたことがない人に取ったら

20時間とかかかる、イカレタ長さだったのではないでしょうか。

 

そんな、長時間プレイの最後に待ち受けていたのが

猛烈に難しいラスボス戦でしたね。

 

回復アイテムを満タンで持ち込んで

 

持てるだけ武器を満載にして

 

何度も何度も挑んで

 

ようやくクリア出来た

そんな鬼ムズのゲームでした。

 

 

そして流れる

ゴミの様なエンディングを見せられて

「心をバッキリ折られる」までが

このカウントダウンヴァンパイア―ズの黄金パターンでした。

 

と言いますのも

このゲームは2週クリアが前提のゲームだそうで。

 

1週目では、まず間違いなく

ゴミエンディングを見せられるようです。

 

「え?この為に死ぬ気で遊ばせられたの?」なんて酷さです。

 

そんなところに

今までのプレイ時間

ランク

助け出した人命の数が表示されて

「なるほど、高ランクじゃないとダメなのね」と気づかされる訳ですね。

 

なんでも、7時間以内のクリアが必要で

人命も沢山救わなければいけないそうです。

 

そんな事実を知った時に

「3年後にもう一度遊ぼう」とゲームの箱に封印したのでした。

 

13時間かけて

ゴミの様なエンディング見せられて

高ランクでないと、グットエンディングが見られないと知る

 

製作者は鬼か!!

 

せめて4時間位のボリュームにするべきじゃないのか!!

 

と思いながら

このゲームの感想を終わらせていただきます。

 

 

 

カウントダウンヴァンパイア―ズのまとめ

 

こちらから購入できます

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

バイオハザードが好きなら

スムーズに動かせると思います。

 

謎解きも難しいので

「最近のバイオはヌルゲー」なんて人にこそ遊んでほしいなと思います。

 

貴方は、何時間でクリアできるでしょうか。

 

私は13時間です。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

ボリューム感のあるバイオハザード

 

こんな響きだけで

一定のプレイヤーは遊びたくなるのではないでしょうか。

 

ゲームのCGもかなり凄く

その部分ではバイオハザードよりも勝っていると思います。

 

プレイ時間をバランスよくしていたとしたら

カウントダウンヴァンパイア―ズ3までは発売されていたのでは?

 

こんな凄さを体験してみてはいかがでしょうか。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

クソゲーというよりも

「グットエンディングの条件がきつすぎるので、名作になれなかった」といった方が

良いかも知れません。

 

なにせ、意味不明なままで終わりますので

正直暴れたくなります。

 

ただ、ゲームのパッケージにも

「時の恐怖」なんて書いていまして。

 

時間制限でストーリーが変わることは

パッケージにも明言されていますので

繰り返し遊ぶ事を前提に作ったゲームだったとも思います。

 

そんな苦労を乗り越えた結果が

「震えるような、素晴らしいグットエンディング」なのかも知れませんよね。

 

完全なるイメージですが。

 

3年後に、もう一度チャレンジした時に

最高に感動できる事を祈って、終わります。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

ボリューム感のありすぎる バイオハザード

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