モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

クライムクラッカーズ FPSの技術を磨きたいと 心から思った そんな激ムズFPS

カウボーイビバップの世界感が このゲームには流れている

 

[2016年にはじめてプレイして思う事  超名作]

[クライムクラッカーズ  ソニー  プレイステーション]

1994年発売  ジャンル FPS  参考価格300円

 

記事のネタバレ度  高め

攻略に必要なプレイ時間  15時間

このゲームに対する世間の評価  こんなゲームはクリア出来ない 

どんな人におすすめ? カウボーイビバップが好きなら最高です

ゲームアーカイブスで配信あり

 

 

賞金首

 

なんて素晴らしい響きなのでしょうか

 

警察でも逮捕できないので

多額の賞金を懸けて、皆に狙わせる

こんなシンプルさです。

 

賞金首を倒して生活費を稼ぐ

 

そんな世界に行ってみたいと思いませんか?

 

 

そんな今回の カウボーイビバップの世界感がここにはあった

クライムクラッカーズの感想です。

 

 

 

クライムクラッカーズとはどんなレトロゲーム

 

このクライムクラッカーズですが

1994年にソニーから発売された

プレイステーション専用のアクションシューティング作品でした。

 

1994年という

プレイステーションが発売された日に

本体と同時に発売された

なかなかの重要な作品でもありました。

 

 

ゲームの目的は

宇宙海賊がはびこっている世界で

その宇宙海賊を捕まえて、賞金を稼ぎ

世界平和を目指して行く…というか生活の為に頑張る

こんな目的でした。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションシューティングで

FPSと呼ばれる、自分自身の目線でゲームが進むシステムでした。

 

IQ300の天才お嬢様

エミリア

 

圧倒的な攻撃力を誇こる、ドラゴン戦士

ドラン

 

日本刀を振り回す、猫耳

リーザ

 

こんな3人を交互にチェンジしながら

広すぎるダンジョンを冒険していくのが目的でした。

 

 

攻撃力は弱いけど

長距離を担当するエミリア

 

攻撃力は最強だけど

射程が中距離なドラン

 

攻撃力も優秀、弾数も無制限

射程がとんでもなく短いリーザ

 

こんな能力の違う3人を

ボタン一つでバンバン交換して行きまして

ステージの最後に待ち受けるボスを倒す。

 

こんな楽しさがありましたね。

 

 

他のFPSとの違いとしましては

ウィザードリィの様な3Dダンジョンを冒険していくところでしょうか。

 

とてつもなく広いダンジョンを

隅々までマッピングして行き

扉を開けるためのイベントアイテムを集めて行く。

 

ウィザードリィの様なゲームでもあり

メトロイドの様なゲームでもあり

FPSも楽しめる

そんな凄さがありました。

 

 

FPSも大好き

ウィザードリィ女神転生も大好き

メトロイドは大好物

だったら三つを融合したら凄い事になるのでは?

 

こんな豪華すぎるゲームなのでした。

 

 

 

クライムクラッカーズの感想でもあり レビューでもあり

 

[カウボーイビバップの世界感がすきなら 絶対にハマります]

 

ゲームの流れですが

 

宇宙海賊が暴れている

 

宇宙海賊には賞金がかかっている

 

そんな賞金をめざして、宇宙海賊を狩りに行く

 

無事クリアすると、また次の宇宙海賊が出てくる

 

そんな繰り返しが、重大な事件へと繋がって行く…。

 

こんな流れでした。

 

積荷を奪う海賊

キノコを盗む海賊

王冠を盗む海賊

こんな海賊たちを倒して、お金をがっぽり稼ぐ

そんな感じでした。

 

 

そして、この世界感が本当に最高でした。

 

カウボーイビバップという名作アニメがあるのですが

そのカウボーイビバップ

「宇宙に居る賞金首を倒して、生活の為に」なんて流れですので

まさにドンピシャでしたね。

 

犯罪者を倒すことで

ポイントを貰うことができまして

そのポイントを貯めてランクを上げて行くのも最高でした。

 

新米だった自分たちが

世界で一番のクライムクラッカーズになって行く

こんな素晴らしい世界感なのでした。

 

 

 

[FPSとRPGが同時に楽しめる 絶妙なシステム]

 

このゲームは基本FPSです。

 

とてつもなく広い3Dダンジョンを

銃を片手に大冒険していく

こんなハラハラドキドキのゲームでした。

 

扉が開かない

その扉を開けるためにカードキーを探し出す

それを阻止しようと、沢山のメカが襲ってくる

ようやくカードキー見つけ出す

ボスが待ち受けている扉が開く

ボスが死ぬほど強い

死ぬ思いでボスを倒す

がっぽり賞金を貰える

そのお金で装備品を強化していく

また次のステージへ…。

こんな流れでした。

 

 

今までのFPSならば

ステージをクリアしたら、また次のステージへ

なんて流れが多い中

 

今作のクライムクラッカーズでは

その合間にお買い物を楽しむことができます。

 

稼いだお金で、強力な武器や防具を揃えていく

こんな流れが最高でした。

 

武器の他にも

マップを表示しながら進めるアクセサリーとか

攻撃力が150%になるアクセサリーなど

沢山のアイテムが用意されていまして。

 

こんなアイテムを集めて行くのも良かったです。

 

 

今ではお馴染かも知れませんが

装備品にはランク制限がかけられていまして。

Dランク以上とか

Aランク以上とか

SSランク以上とか

そのランクまでレベルを上げないと装備できないわけです。

 

このランクを上げるために、必死に賞金首を狩って行く

そんな流れが最高でしたね。

 

目の前にご褒美をぶら下げられているので

必死にステージをクリアしたくなる

こんな、RPGの要素が

ゲームの楽しさを何倍も大きくしてくれたのでした。

 

 

最初は10発撃たなければ倒せなかった敵が

後半は2発で破壊できる

そんなFPSRPGの奇跡の融合なのでした。

 

 

 

[最高のゲームをダメにする  圧倒的な難しさ]

 

このゲームを2016年にはじめて遊びましたが

それはもう感動しましたね。

 

なんでも「ワイルドアームズ」の制作チームと同じだそうで

流石といったクオリティでした。

 

そんな最高のゲームなのですが

1つだけ欠点がありました。

 

 

それは、圧倒的なゲームの難しさにありました。

 

このゲームですが

基本的には金欠状態で進んで行きます。

 

目の前に強力な装備品が並んでいるのに

その装備品を3人分集めるのは、ほぼ不可能でしたね。

 

その結果が

誰をエースにして、誰を捨て駒にするのか?になります。

 

長距離攻撃ができるエミリア

中距離攻撃で攻撃力が高いドラン

近距離攻撃で弾数が無制限なリーザ

この3人の中で、誰をエースにするのか?という訳ですね。

 

このゲームでは弾数を使用して

武器を撃って行きます。

 

弾数をチャージするアイテムもあるのですが

このアイテムが高く売れます。

 

ということは、どういうことになるかと言いますと

「主人公は捨て駒でいいな」となってしまいます。

 

最強の攻撃力を誇るドラン

弾数を使用しないで戦えるリーザ

この2人は本当に使いやすいです。

 

ただ、主人公のお嬢様は

本当に役に立たないです。

 

常にマップを表示できる

チート級のアクセサリーを装備できるので

エミリアをリーダーにして、ダンジョンを進むことは多いのですが

戦闘要員としてはからっきしでしたね。

 

敵が出てきたらドランにチェンジ

敵が出てきたらリーザにチェンジ

こんな寂しさがありました。

 

 

最初はまんべんなく装備品を買って行くんです。

「やっぱり、バランスだよね」なんて感じで。

 

しかし、だんだんエミリアの使えなさに気づいてきまして

「あ!主人公を切り捨てるのが正解なんだ!!」と気づくんですよね。

 

その頃には、金欠状態ですので

「また初めからやりなおそうかな…」なんてなってしまいましたね。

 

 

後半になればなるほど

装備品を買わなければならない

回復アイテムも買わなければならない

ゲームの難易度も上がっていく

こんな苦しさがありました。

 

この難易度の調整さえ上手くいっていれば

とてつもないゲームになっていたかと思うと

本当にゲームバランスは難しいんだなと思いましたね。

 

 

そんなゲームにも優しさがありまして

途中セーブが、いつでも出来るのはありがたかったです。

 

なにせ1ステージにかかる時間が

1時間ほどでしたので

いつでもセーブができるのは優しかったです。

 

ボスが死ぬほど強いですからね

ここで負けて、また1時間やり直しだったら

もう無理ですからね。

 

この優しさがあったからこそ

エンディングまで諦めずに行けたと思います。

 

 

そんな、プレイステーションの行く末をかけた

初めての戦を挑ませるには

あまりにも敷居が高すぎる、激ムズゲームでしたね。

 

 

 

クライムクラッカーズのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

1994年の作品なのに

2016年に遊んでも全く色あせない

そんな感動でした。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

賞金首を倒すワクワク感

 

その賞金を貰って、装備品を強化するドキドキ感

 

1時間かけて最後まで進んだのに

回復アイテムはもうない

そんな状況で戦う、鬼の様な強さのボス

 

こんな凄さがクライムクラッカーズの魅力かな。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

今では

クライムクラッカーズ

クライムクラッカーズ2がアーカイブスで配信していますので

600円払えばいつでも遊べます。

 

カウボーイビバップの様な

魅力的な世界を、今の時代に体験してください。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

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