モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

チェスマスターの感想 チェスという攻撃的なゲームを好きになる

チェスの初心者にはお勧めのゲーム

 

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[セレクトボタンを押すと世界がガラリと変わる]

[チェスマスター  アルトロン  スーパーファミコン]

1995年発売  ジャンル  テーブルゲーム  参考価格500円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  10分

このゲームに対する世間の評価  数少ないチェスゲームを貴方に

どんな人におすすめ?  チェスを学びたい人には最高のゲームです

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

今まで思っていました

「チェスと将棋ってなにが違うの?」と

 

「アメフトとラグビーはなにが違うの?」にも似た

昔からの謎でした。

 

一応自分の家にも

チェスセットがあるには有ったのですが

 

遊んだ記憶が殆どなく

家族が遊んでいるのを見ていただけでした。

 

それから長い年月が経ち

今回のゲームソフトに出会い

「チェスってこういうルールだったんだ!!」と気づかされました。

 

 

そんな今回の、チェスと将棋の違いに 今さらになって気付く

チェスマスターの感想です(*’▽’)

 

 

 

チェスマスターとはどんなレトロゲーム

 

このチェスマスターですが

1995年にアルトロンから発売された

スーパーファミコン用のチェス作品でした。

 

ゲームの目的は

そのものズバリ、チェスを楽しむゲームでした。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなチェスゲームで

「チェスマスター」と呼ばれるコンピューターと戦うのが目的でした。

 

イベントや会話などの

テレビゲーム性が一切無く

シンプルなチェスを楽しむことができました。

 

 

当時は本格的なチェスのゲームが

ほとんど無かったそうで

待望の「本格派チェスゲーム」だったそうです。

 

チェスが遊びたいのに

チェスのルールを知っている人が周りいない

 

こんなプレイヤーを満足させるには

最高の作品なのでした(^◇^)

 

 

 

チェスマスターの感想でもあり レビューでもあり

 

[セレクトボタンを押すと世界が変わる]

 

このゲームは物凄くシンプルです。

 

タイトル画面でスタートを押す

 

いきなり対局が始まる

 

戦う

 

どっちかが詰んだら、電源を消す

 

またスタートを押す

 

こんな繰り返しで進んで行きます。

 

最初は「オプションモード」も無い

完全なるシンプルゲームだと思い込んでいました。

 

しかし、セレクトボタンを押すことで

オプションモードが開かれると、30分たって気づきましたね。

 

 

このオプションモードの充実ぶりが素晴らしく

 

コンピューターの強さ設定

対局時間の有無

ゲーム画面の切り替え

駒の移動できる範囲の表示

チェスマスターからのアドバイス

 

こんな優しさでした。

 

 

特に嬉しかったのが

駒の移動できる範囲が分かるシステムと

チェスマスターからのアドバイスでした。

 

いきなりチェスの世界に挑む人は

中々いないのでしょうが

 

そんな初心者でも楽しめるように、駒の動きが分かりやすくなっていました。

 

もう一つの

チェスマスターからのアドバイスですが

 

次に何処に打てば良いのかを

的確にアドバイスしてくれます。

 

このアドバイス通りに進めて行き

「チェスってどうやって遊ぶのだろうか」を学びながら

「レベルアップしていきましょう」という作品だった訳です。

 

最初の頃は

「そこに打てば良いんだ」と学んで

 

慣れてくると

「私もそこに打とうと思ってた」と感動する。

 

自分の成長を体験できるのは素晴らしかったですね。

 

 

こんな二つのシステムのおかげで

気づいたらチェスの何たるかを学ぶことができる

 

初心者にも最高

上級者にも最高

二人で遊ぶのも最高

こんな作品なのでした(*´з`)

 

 

 

[チェスのルールって凄いよね]

 

このゲームを遊んで思ったのが

「チェスは直ぐに終る」です。

 

将棋ならば10分はかかると思うのですが

チェスならば3分で終わる場合も有ります。

 

 

その理由は

圧倒的な駒の強さにあるそうです。

 

 

「ポーン」という将棋で言う「歩」的な駒ですが

初めて移動する場合に限り、2マス進めます。

 

次からは1マスだけなのですが

初回に限り倍進めます。

 

更に、正面には攻撃できないのですが

斜めには攻撃できます。

 

更に、相手の陣地に入ると、最強の駒に進化できます。

 

その最強の駒こそが「クイーン」という

全てを支配する、圧倒的な駒でした。

 

将棋の「角」と「飛車」両方を兼ね備えた駒で

あまりの行動範囲の凄さにびっくりしましたね。

 

移動できる範囲を表示してくれるからこそ

ポーンが2マス進めるとか

クイーンがほぼ無敵だと分からしてくれますので

初心者でも楽しめました。

 

 

取った駒は使えないという基本ルール

全ての駒の性能が異常

こんな二つのルールが融合した時に

3分で1試合が終わるという

スピーディーなゲームになったのかも知れません。

 

 

上手い人同士だと30分程掛かるそうですが

初心者同士なら3分で終わりますので

こんなにも効率的なゲームも有りませんでしたね。

 

 

最初は「西洋風の将棋なのかな」とも思っていましたが

「こんなにも攻撃的なゲームなんだな」と

改めてチェスが好きになったのでした。

 

 

取った駒が使えない為に

どうやっても相手を詰ますことができなくなりまして

 

「引き分け」というルールになることも多いのですが

その部分もチェスの魅力だそうです。

 

攻撃的でもあり

引き分けという柔軟なルールも有る

チェスの奥深さに触れた作品なのでした(/・ω・)/

 

 

 

チェスマスターのまとめ

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このゲームの

コンピューターの思考時間ですが

かなり早かったと思います。

 

敵が強くなると

思考時間が長引く場合もあるのですが

それ以外の部分では

それほどストレスを感じる事は有りませんでしたね。

 

プレイステーションで続編が出ていますので

PS3をお持ちの方は

そちらも遊んでみてはいかがでしょうか。

 

 

そんな今回の、チェスの奥深さをこのゲームで学ぶ

チェスマスターの感想でした(*^▽^*)