モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

魔法ぽいぽい・ぽいっと 魔法で倒してもよし 圧死で倒してもよし そんなパズルゲーム

ぷよぷよとの違いは残虐性

 

[音楽よし ボスのグラフィックよし 残虐性よし]

[魔法ぽいぽい・ぽいっと  タカラ  スーパーファミコン]

1994年発売  ジャンル 落ちものパズルゲーム  参考価格600円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  2時間

このゲームに対する世間の評価  ぷよぷよとは違う落ちものパズルが凄い

どんな人におすすめ? 一風変わったパズルゲームが好きなら楽しめる

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

落ちものパズルゲームを作るというのは

本当に大変だと思います。

 

少しでも間違えば

「これは、ぷよぷよのパクリじゃん」とか

 

「これは、テトリスとどこが違うの?」なります。

 

 

そんな今回の、ぷよぷよとの違いは 残虐性

魔法ぽいぽい・ぽいっとの感想です。

 

 

 

魔法ぽいぽい・ぽいっととはどんなレトロゲーム

 

この魔法ぽいぽい・ぽいっとですが

1994年にタカラから発売された

スーパーファミコン専用のパズルゲームでした。

 

ゲームの目的は

落ちてくるパズルを消して行き

隣の画面にいる、相手を倒していくのが目的でした。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスな落ちものパズルゲームで

似たタイプのゲームで言いますと

そのまんま「ぷよぷよ」と同じシステムでしたね。

 

ぷよぷよとの違いは

「縦、横、斜めに、同じパズルを3つ並べると消える」という部分と

 

相手が送ってくるお邪魔ブロックは

お邪魔ブロックを3つ並べないと消せないという、ルールでした。

 

 

スーパーファミコンパズルゲームとしては珍しく

コンテニューの回数制限があったのも良かったですね。

 

「いつかクリアできるかも?」では無く

 

「死んだのなら、最初から出直して来い!!」

こんな厳しさが、このゲームには有りました。

 

 

知名度はそれほどありませんが

基本的なルールがシンプルなぶんだけ

何時間でも遊ぶことが出来る、素晴らしい作品なのでした。

 

 

 

魔法ぽいぽい・ぽいっとの感想でもあり レビューでもあり

 

[ぷよぷよとの大きな違いは  残虐性]

 

このゲームですが

はっきりと言えば、ほとんどぷよぷよと変わりません。

 

落ちてくるブロックの種類が違うだけ…とまでは言いませんが

 

グラフィックも

ゲームに流れる雰囲気も

全てが、名作ゲームのぷよぷよでした。

 

それならば、ぷよぷよを遊べば良いのでは?と思いますよね。

 

 

このゲームだけに流れる

もう一つの裏の顔こそが、このゲームを遊ぶ理由なんです。

 

 

このゲームでは

相手と戦いながら、ステージを進んで行くのですが

相手は、パズルゲームを一切しません。

 

こちらは、パズルゲームを楽しんでいるのに

相手は、ただ隣の画面で立っているだけです。

 

時々、こちらのブロックをお邪魔ブロックに変えたり

 

次に落ちてくるはずのブロックを

お邪魔ブロックに変化させるだけです。

 

 

では、このゲームで

ボスを倒すためにはどうすれば良いのか?と言いますと

「落ちてくるブロックを消していく」という訳です。

 

ブロックを連鎖して消していく事で

相手にダメージを与える事が出来ます。

 

自分は魔法使いなので

ブロックに封じられている、さまざまな魔力を開放して

ボスに攻撃していく訳です。

 

ボスのライフは

「時間が経つに連れて回復」してしまいますので。

 

いかに、素早く連鎖を完成させて

ボスのライフが回復する前に倒し切れるのか、が重要なゲームでした。

 

これだけならば

「そんなゲームが有っても、不思議では無いよね?」こんな感じです。

 

このゲームには

もう一つだけ、面白いシステムがありました。

 

 

[圧死させるという酷さ]

 

連鎖をしていくと

ボスの地面がせり上がっていきます。

 

少ない連鎖なら

地面が少しだけせり上がります。

 

連鎖が多くなれば

地面のせり上がりも大きくなって行きます。

 

この地面が

ボスをどんどん天井に近づけて行きまして

 

無事に天井まで到達できれば

ボスのライフをごっそり減らすことが出来ました。

 

普通のゲームならば

ここでゲームクリアとなっても良いのですが

ライフがごっそり減るだけでも、良かったです。

 

魔法を上手く唱えて、ボスにダメージを与えるのか

 

地面をせり上がらせて、ボスを圧死させるのか

 

こんな酷さがありました。

 

ボスも「圧死したくない!!」こんな感じで、抵抗します。

 

そこをかいくぐって

 

上手く連鎖を完成させて

 

「ガン! ガン! ガーン!!!!」と

ライフを減すことが出来た時の快感は

ぷよぷよでは味わうことが出来ない、残虐性がありましたね。

 

 

「ボスを倒すには、どうしたらいいのだろう?」

 

「そうだ、ぺちゃんこに圧死さっせちゃえばいいんだ!!」

 

こんな、豪快なパズルゲームなのでした。

 

 

 

魔法ぽいぽい・ぽいっとのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

残虐なぷよぷよ

これだけでも遊ぶ価値はありますよね。

 

なにがそんなに面白いのか?

 

このゲームですが

難易度はかなり高いパズルゲームでした。

 

普通ならば

ステージのボスを倒すと

全てのブロックをリセットして、また一から始まると思うのですが。

 

何故かこのゲームでは

そのままの状態で、次のボスが現れます。

 

ピンチの状態だったら

そのままの状態でボスと戦わなければならず

かなり苦戦するゲームでした。

 

そのぶん、連鎖を組み立てている途中で

相手を倒してしまった時の

あの悔しさは無くなりました。

 

「もう少しで、最大の連鎖が開始されるぞ」からの

 

「完成させる前に、死ぬんじゃないよ!!」という悔しさです。

 

そのままの状態で、ブロックが残りますので

また連鎖を完成させることが出来るという訳ですね。

 

なので、ぷよぷよで大連鎖を組み立てるのが好きな人には、お勧めです。

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

「こんな変なゲームがあるんだけどね…」なんて

友達に話すには最高のバカゲーだと思います。

 

話のネタにどうぞ

 

 

ぷよぷよに残虐性を足す 

 

ああすばらしい

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

ぷよぷよには無い 残虐性がセールスポイント

魔法ぽいぽい・ぽいっと

 

それこそが、今急いで600円で買う理由です

 

こちらから購入できます