モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

バーコードワールドとはどんなゲーム 全ての商品が設計書になる?

厚紙に張ってバーコードを読み取る 未来のアナログゲーム

 

f:id:retogenofu:20160112160551j:plain

[外れの兵器ばかりでも諦めないで] 

[バーコードワールド   サンソフト  ファミコン]

1992年発売  ジャンル  RPG  参考価格600円

記事のネタバレ度  普通  攻略に必要なプレイ時間  10時間

このゲームに対する世間の評価  お金持ちの家にはもれなく有ったよね

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

商品には必ず付いている物

それがバーコードです。

 

本来は商品を管理するための物だったのに

そんなシステムすらも、遊びに変えてしまう日本人…最高です。

 

そんな今回の

味気ない数値だけだった世界に、ド派手なアニメーションをプラスした意欲作

バーコードワールドの感想です(*’▽’)

 

 

 

バーコードワールドとはどんなレトロゲーム

 

このバーコードワールドですが、

1992年に、サンソフトから発売された

ファミコン専用のRPG作品でした。

 

 

このゲームのシステムは、オーソドックスなRPGなのですが

とても特徴的なシステムが備わっていました。

 

それこそが、バーコードを読み取って戦力を増強していく

未来のゲームシステムだったわけです。

 

商品に付いているバーコードを

専用の機械である「バーコードバトラー2」で読みこんで

自分の仲間を選んでいく、不思議なゲーム性でした。

 

ではどうやってバーコードを読み取るのか?

バーコードを「厚紙に張って」読み込ませます。

 

つまり、商品のバーコードをハサミで切り取るという事なんです。

 

これが、お菓子の袋に付いているバーコードや

週刊誌などのバーコードなら

何の抵抗も無く切り取ることが出来ます。

 

しかし、CDやゲームなどの

絶対に切り取りたくない場合はどうするのか

「バーコードをコピー」して、貼り付けるという技を使っていたそうです。

 

こうすることで、貴重品のバーコードでも戦力になる

画期的な技だったわけです。

 

そんなこの世にある全ての商品が、

自分の戦力の助けになってくれるというのが面白い作品でしたね(^◇^)

 

 

 

バーコードワールドの感想でもあり レビューでもあり

 

[地味なゲーム性を破壊せよ]

 

そんなバーコードで遊ぶシステムですが、弱点がありました。

それは、数値だけの地味な戦闘シーンです。

 

そんな弱点を、ド派手なアニメーションで楽しむ事が出来たのが、

今回のバーコードワールドでした。

 

戦闘シーンは、交互に攻撃を出して戦っていく

タイマン形式の戦闘なのですが

ド派手なアニメーションのおかげで、とてもわくわくしました。

 

呼び出した仲間を使って、惑星を進んで行くシナリオモードと

二人で対戦するモードの二種類が用意されていまして

シナリオモードは、

仲間の能力が上がっていく、RPGの要素が追加されていたので

一人でも長く遊べるのも最高でしたね。

 

 

地味な戦闘シーンしかなかった、バーコードの世界を

RPGの世界感と、ド派手なアニメーションを追加させる事で。

 

とんでもなく遊び応えのある作品にパワーアップさせたのは

まさに、未来的な作品だったのではないでしょうかね(*´з`)

 

 

 

[外ればかりでも諦めないで]

 

このゲームには、

仲間を呼び出すバーコードと、

アイテムを呼び出すバーコードが存在しています。

 

つまり、「モンスターファーム」のバーコード版です。

 

なので、当たり外れも勿論存在します。

 

とんでもなく強力なバーコードもあれば

とんでもなく貧弱なバーコードもあるという訳です。

 

 

しかし、このバランスがとんでもなく激しくて、

当たりのバーコードに出合うのは本当に苦労しました。

 

何時間も、バーコードを切って、バーコードを厚紙に張って、

外れアイテムでガックリ…こんな繰り返しでした( ゚Д゚)

(救済措置として、どんなに弱いバーコードでも、戦闘を繰り返すと能力が上がっていくのが救いでした。)

 

 

 

[アイテムを集めて行くのが楽しかった]

 

このゲームは、戦士二種類、魔法使い二種類のキャラクターが存在していまして

基本的には、バランスよくパーティーを組んで行くのが定石でした。

 

そんなキャラクター達に、

いろんな装備をさせるのが、このゲームの最大の楽しみでしたね。

 

「鉄球」や「辞書」、「ローラースケート」に「デスアーマー」など

何種類のアイテムが存在しているのかを確かめたくて、

何度もバーコードを読みこませていましたね。

 

このゲームには、ショップという物が存在しませんので、

強力な武器やアイテムが

いきなり使える、素晴らしいシステムでもありました。

 

ゲームが進む事に

仲間の人数や、アイテムの上限が上がっていくので

はやく次のエリアに進みたくなるのも、最高でした。

 

「このエリアをクリアすれば、次のバーコードを読み込めるぞ」

こんな、何気ないご褒美のおかげで、最高にゲームを楽しめましたね(/・ω・)/

 

 

 

バーコードワールドのまとめ

 

ゲームの難易度でいうと、かなり難しいゲームなので

いかに強いバーコードに出合えるのか?が重要なゲーム性でした。

 

私の場合は

「インスタントラーメン軍団」でゲームを進めていったのを覚えています。

 

かっぱえびせん」で強力な武器が出てきたり、

「文房具の消しゴム」で強力な魔法使いが出てきたり、

何が飛び出すのか分からない、このドキドキが素晴らしい作品なのでした。

 

今の時代ならば、スマホがあるので

リメイクできると思うのですがね。

 

写メで、仲間やアイテムが増えていくゲーム

こんなゲームが遊びたいな(/ω\)

 

 

そんな今回の、今の時代にリメイク版を出してほしい名作ゲーム 

バーコードワールドの感想でした(*^▽^*)