モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

海のぬし釣りの感想 小学生がカジキを釣る…そんなゲーム

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カニを踏む、ヤドカリを踏む、フナ虫を踏む…

 

[小学生の夢、それが海釣り] 参考価格500円

[海のぬし釣り パックインビデオ]

1996年発売 ジャンル 釣りシミュレーションRPG

 

 

川が近くにある人は、

海に物凄い憧れを抱くものです。

 

海が近くにある人は、

川に物凄い憧れを抱くものです。

 

そんな、川が近くにある人のために開発されたゲーム、

海のぬし釣りの感想です(*’▽’)

 

 

 

海のぬし釣りってどんなゲーム

 

この海のぬし釣りですが、

釣りが大好きな家族4人の中から、

好きな主人公キャラクターを選んで、

海の主を釣るという目的の為に冒険していく、なんとも不思議なゲームでした。

 

最初の内は、

自分の家の前にある大きな海で釣りをします。

 

小さな魚を相手に、

ゲームの基本的なルールを学び、

釣った魚を売ってお金を稼ぎ、

強力な相手と戦う為の釣り用具を揃えていく…という展開が、

RPG好きの私には物凄くドンピシャで、

「釣りゲームなのに、RPGも楽しめるなんて最高!!」と思ったのでした。

 

このゲームの特長は他にもありまして、

釣りに向かう為に道を歩いていると、

野生の動物に出合うというシステムでした。

 

この動物と、戦うのか、仲良くするのかを選びながら、

自然との共存をしていくのも奥深く、

カニを踏んで人生を終えるのか、

ネコと仲良く暮らすのかを、自分で選ぶのも最高なゲームでしたね(^◇^)

 

 

 

海のぬし釣りのここが良いよね 

[最初は全然つれなかった魚を釣り上げる喜び]

 

このゲームの最初は、本当に貧弱な装備です。

 

なので、最初は細々と、

アジやサバなんかを釣りながら、コツコツとお金を貯めていきます。

 

それこそ、25円とか35円とか細々と生活していきます。

 

しかし、次第に自分のゲームテクニックが上がっていくのか、

クロダイなどの結構な大物も、

同じ装備で釣り上げられるようになっていきます。

 

そんな事を繰り返して行く内に、

気付いたら釣りの名人になっていき、

ドンドンと海の沖合へと進んで行くのが最高でしたね。

 

最初はあんなに苦労していた大物も、

最後の方は楽勝で釣り上げる、

そんな、自分の成長が感じられるところが、

このゲームのチャームポイントでしたね( `―´)ノ

 

 

[魚がかなりリアルで逆に怖い]

 

この海のぬし釣りですが、

ファイトする魚が、「図鑑からそのまま写真を持ってきたのでは」

というくらいリアルな魚ばかりでした。

 

この、魚がばしゃばしゃと暴れまくるのを、

主人公は必死に釣り上げる…という訳なのですが。

 

この魚の怖さと言ったら物凄く、

「本物よりも…本物」こんな感想でしたね。

 

しかし、ゲームに慣れてくると、

今まで怖かった魚たちが、とても可愛らしく感じる様になっていき、

「実際に海に釣りに行きたい!!」と思わせてくれるのですよね。

 

そんな、ゲームなのに、

プレイ後には外で遊びたくなる不思議なゲームなのでした(*´Д`)

 

 

 

海のぬし釣りの残念なところ  

[今発売されたら必ず怒られるゲーム]

 

このゲームの売りは、

主に釣りを楽しむという目的なのですが、そこは大自然が相手ですので、

野鳥やネコなんかが、魚を求めて襲ってきます。

 

仲良くすると平気なのですが、

仲良くするには、好きな食べ物を与えなければならず、

結果的に、魚を取られるのは変わらないんですよね。

 

そして、そんな面倒くさいのを全て吹っ飛ばして、

動物たちと戦う事も出来ます。

 

そこで問題になって来るのが、

戦い方のバイオレンスな方法でした。

 

例えば、カニなら踏んづけて倒します。

カラスなら石を投げて倒します。

ネコなら力一杯殴ります。

 

この表現が物凄く怖く、

「お願いだからネコを殴らないで…」なんて、

完全に怒られる展開なんですよね。

 

確かに相手も、

こちらのクロダイを命がけで奪いに来てるので、

しょうがないといえばそうなのですが、

しかしいくらなんでも、

カラスに、石を思いっきり投げつけるのはどうかと思いますよね。

 

そんな、今発売したら、

愛護団体に100%訴えられるそんなゲームなのでした(;´・ω・)

 

 

 

海のぬし釣りの効率的な使用方法

 

例えば、あなたの家庭に、

魚嫌いの子供や、

魚嫌いの髭の生えた、大きな子供が居たとします。

 

しかし、自分は魚が大好き…。

 

そんな時に、この海のぬし釣りをプレイさせてみて下さい。

 

きっと、「魚が食べたい!!」と、

石を持って暴れだすことでしょうね(/ω\)

 

 

 

海のぬし釣りのまとめ

 

このゲームでは、主人公が4人居ることもあり、

結構な長い時間を遊ぶことが出来るゲームでした。

 

主人公によって釣り上げる主が違うというのも面白く、

「この魚は、お姉ちゃんなら主なのに…」というモヤモヤ感も最高なのでした。

 

そんな、絶対に魚が食べたくなる、

今の時代にこそ日本人の為に必要なゲーム

海のぬし釣りの感想でした(*^▽^*)