モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

光の戦士 フォトン  発想力は満点 ゲームは赤点 

開始三分で なにをすれば良いのか分からなくなる異常なゲーム

 

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[3Dダンジョンの世界を 自分で冒険できるという 夢の体験] 

[光の戦士 フォトン  タカラ   ファミコン] 

1987年発売  ジャンル 3Dアクション  参考価格600円

 

記事のネタバレ度  普通  

攻略に必要なプレイ時間  5時間

このゲームに対する世間の評価  もうちょっと分かりやすければな…

どんな人におすすめ? 新感覚のアクションゲームを体験したいなら どうぞ

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

ディアブロというゲームは

本当に素晴らしいゲームでした。

 

冒険する楽しさ

アイテムを集めるたのしさ

モンスターを倒す爽快感

こんな全ての要素が詰まった、完璧なゲームでした。

 

なので、これ以降のアクションRPG

ディアブロ系のゲームか

そうでないアクションRPGか、で分けられているようになっていきました。

機動戦士ガンダムか、機動戦士ガンダムじゃないか、みたいな感覚ですね。)

 

私が嬉しかった理由が

ウィザードリィの世界感によく似ていましたので。

「自分で戦う事ができる、ウィザードリィ」の様な感覚でプレイ出来た訳です。

 

もしも、ディアブロのかなり前に

そんなゲームがあったとしたら素敵ですよね。

 

 

そんな今回の 3Dのダンジョンを自分の好きな様にアクション出来る 奇ゲー

光の戦士フォトンの感想です(*’▽’)

 

 

 

フォトンとはどんなレトロゲーム

 

この光の戦士フォトンですが

1987年に、タカラから発売された

ファミコン専用のアクションゲーム作品でした。

 

ゲームの目的は

主人公のバイオソルジャーを操りまして

ダンジョンの中枢部へと冒険しに行くのが目的でした

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションゲームで

ウィザードリィの様な3Dのダンジョンを

メトロイドの様なSFチックな世界で冒険できるという作品でした。

 

このゲームを初めて遊んだ人は

「こんなにも素晴らしいシステムが有ったのだろうか?」というには

オーバーかも知れませんが

当時としては、かなり衝撃的な作品だったと思います。

 

ウィザードリィにアクションをプラスしたのが

ディアブロだったと思います。

 

ウィザードリィの様な3Dのダンジョンに

メトロイドのアクション性と

メトロイド並の難しさをプラスしたのが

今作の光の戦士フォトンでしたね。

 

 

 

フォトンの感想でもあり レビューでもあり

 

[新感覚のアクション]

 

このゲームでは

今までの「横から攻めてくる」という

アクションゲームの概念をぶち壊しまして。

 

ステージの奥の方から敵が攻撃してきます。

 

スペースハリアーもそうだったよね…」というのは一旦置いといて

 

当時としては、画面の奥からこちらに迫って来るのが

とても斬新だったのではないでしょうか。

 

敵に出会った瞬間に流れる

「脳みそを破壊されるような音楽」も、緊張感を演出していまして。

「敵との戦いは命がけなのだな」と教えてくれたのでしょうね。

 

あの不快にしかならない音楽も

フォトンを語る上では外せないという事です。

 

そんな、スペースハリアーのアクションすらも網羅しているところが

最高でしたよね…たぶん。

 

 

 

[このゲームは なにをすれば良いのですか?]

 

このフォトンを購入した時は

このゲームが「どんなに危ないゲーム」なのか

全く分からないままの、ピュアなプレイでした。

 

そして、早速プレイしてビックリ。

 

なにをすれば良いのか全く分かりません。

 

ダンジョン内も

ここが一体どこなのか、とても分かりにくくなっていまして

直ぐに迷子になります。

 

さらに、ダンジョンを進んで行くと

急にモンスターが襲ってきて、直ぐにパニックになります。

 

それでも進んで行くと

穴に落ちて、違う場所に飛ばされる。

 

「このゲームは一体なにをすれば良いのか…」と

開始三分で路頭に迷わされるゲームでした。

 

 

光の戦士フォトンを買ってもらって

なぜか、心に闇が訪れる子供たちが続出した

悪魔的なゲームでしたね。

 

探索しながら進んで行きますので

理不尽な方が楽しいとは思うのですが。

 

幾らなんでも難しすぎましたね。

 

これで、ゲームのバランスが良ければ

かなり楽しい作品だったと思いますので

 

その部分だけが残念過ぎたのでした。

 

 

タカラのレトロゲームはスパルタ

こんな印象を持っている人は

このゲームとコンボイの謎が大半を占めているのかも知れません。

 

 

 

フォトンのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

酷いゲームなのは認めます。

 

しかし、楽しい部分もありますので

そんなかすかな光を求めて、冒険してみてはいかがでしょうか。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

このフォトンですが

ステージを進んで行くと、

冒険に役立つアイテムが、そこら辺に落ちています。

 

そんなアイテムを入手していく事で

ようやく、「アクションアドベンチャーゲーム」の様な

安心感が得られるわけです。

 

しかし、このアイテム入手の部分でも

こちらの心に、かなりのダメージを食らわせてくれます。

 

その理由が

「隠しアイテムを探すアイテムが、隠し部屋にある」

こんな、一休さんもビックリなとんちに

 

「このゲームは次元が違うゲームなんだな…」と

今更になって気づいたのでした。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

もう少しゲームのバランスを頑張っていたら

ディアブロ系というジャンルでは無く

フォトン系と呼ばれていたかもしれません。

 

発想力は満点 ゲームは赤点 

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

光の戦士だけど  遊んだ子供には闇が芽生える 

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