戦闘機でも潜水艦でも無いまさかのロボット
[R2-D2からC‐3POへの大変身 直ぐに足が吹っ飛ばされるのが悲しいですが]
１９８６年発売 ジャンル 横スクロールシューティング 参考価格４５０円
記事のネタバレ度 普通
攻略に必要なプレイ時間 ３０分
このゲームに対する世間の評価 物凄いシンプル メッセージなんて何もない
どんな人におすすめ？ 古き良きアクションゲームが好きなら最高です
バーチャルコンソールで配信無し
マグマックスとはどんなレトロゲーム？
このマグマックスというゲームは
１９８６年に日本物産から発売された
ファミコン用のアクションシューティング作品でした。
ゲームの目的は
プレイヤーは主人公機である「マグマックス」を操りまして
大冒険していくのが目的でした。
ゲームのシステムは
オーソドックスな横スクロール型のシューティングゲームでした。
最初は「戦車」の様な自機を操りながら進んで行くのですが。
ステージ上に落ちている
パワーアップアイテムを取ることによって
ロボットへと進化していくという
なんとも斬新なシューティングゲームでした。
最初は普通の戦車
頭が生えて
次に足が生えて
最終的には、昔ながらの人型ロボットに変身する。
こんなぶっ飛んだ発想に
「マグマックスってすげぇ！！」
なんて、心を奪われたプレイヤーも多かったのではないでしょうかね。
特に、自機の見た目が
まんま、スターウォーズの「R2‐D2」のようで
「これって許されるの？」とビックリした直後に
さらに「C3-PO」に成長する訳ですから
スターウォーズのゲームとして出しても面白かったのでは？と思った
アクション要素が強めの
摩訶不思議なシューティングゲームなのでした。
マグッマクスの感想でもあり レビューでもあり
[ステージ分岐システムが面白い]
このマグマックスでは、至る所に穴が空いています。
その穴に落ちたらゲームオーバーなのかと思っていたら
じつは、この穴に入る事によって
ステージが変更されるというシステムでした。
最初は地上のステージなのですが
穴に入ると
地下のステージだったり
海のステージだったり
荒廃した未来のステージだったりするので
自分でステージを選んでいく楽しさが、このゲームにはありましたね。
「キングギドラ」の様な巨大ロボットのボスが
なぜか？ステージの最後に待ち受けているのも
マグマックスの荒廃した未来の世界を、良く表していたのではないでしょうか。
エンディングが無い、無限にループするシステムだったので
ステージを自分で選べる様にして
繰り返しプレイして欲しかったのかも知れませんね。
[ロボットが一番使いづらいという罠]
このゲームの売りは
なんといってもロボットへの進化だと思います。
最初は戦車、次にR2-D2、最後にC3-POですからね。
しかし、この最終段階のロボット形態なのですが
本当に使いづらいのです。
このゲームでは、自機の大きさが進化で変わっていきます。
戦車は小さい、R2-D2は普通、C3-POは大きいとなるのですが
この大きさにこそ、弱点があったんですね。
このマグッマクスでは、結構な敵の猛攻を受けます。
そんな猛攻を、大きな体をしたロボットが避けられるはずもなく
せっかく最終段階のロボットに進化しても
直ぐに足だけ吹っ飛ばされるということが頻繁に起こるんです。
なので、スムーズにゲームを進めたいなら
「あえて足を取らないで行く…」というのが
マグマックスの定石になってしまったのが、少し残念でしたね。
足があれば、その分だけ敵の攻撃をくらっても良いという
利用価値もありましたが
結局は取らないでもいけるよね！！となりました。
マグマックスのまとめ
こちらから購入できます
なぜ遊んでほしいのか？
このゲームは、最終ステージまでに行くのに
大体30分くらいで到達できるので
少し時間が空いたなという時にお勧めです。
寝る前になにか遊ぶゲームは無いかな
こんな欲望を解消するにはもってこいの作品でした。
なにがそんなに面白いのか？
このゲームの良い所は
メッセージ性がほぼ無い所です
「ゲームは楽しむ物」なんて感じですので
何も考えずに、無心でプレイするのが
マグマックスを心から楽しむ方法なのかも知れません。
今急いで買う理由ってあるの？
このゲームは、バーチャルコンソールでは配信されていないのですが
ＰＳ４のＰＳＮアーカイブでは
なぜか？配信されているそうなので
最新ゲーム機で、この不思議なレトロゲームを遊んでみてはいかがでしょうか。
PS4なんて持ってないって？
だったらファミコンとセットで買うしかないよね。
今日も
モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました
戦闘機でも無く、潜水艦でも無い
まさかの人型ロボットが主人公のゲーム
それこそが、今急いで４５０円で買う理由です
