モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

頭脳戦艦ガルの感想 このゲームをクリア出来たら伝説の勇者

RPGシューティングゲームの奇跡の融合

 

[RPGではたぶん無い そしてクソゲーでもたぶん無い…たぶん無いよね?]

[頭脳戦艦ガル  デービーソフト  ファミコン]

1985年発売  ジャンル シューティング  参考価格370円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  4時間

このゲームに対する世間の評価  皆が認める伝説的なクソゲー

どんな人におすすめ?  全ての変人におすすめしたい

バーチャルコンソールで配信なし

 

 

漫画やドラマなどのシーンで

「砂糖と塩を間違えて大慌て」みたいなシーンがありますが

今思うと、あれって普通に死ぬレベルの兵器だと思います。

 

なんでも、一日の塩の摂取量は

約10gが理想だそうです。

 

最近では更に減塩して、7gまで下がっているとか…辛い時代です。

 

いっぽう、砂糖の平均的な摂取量は50gだそうで

塩の約5倍も摂取をしていいのだそうです。

 

つまり、最愛の人に、クッキーを作るときに

「砂糖と塩を間違えて入れちゃった♪」なら

相当危険な食べ物という事になる訳です。

 

そんな危険な事が起こるので

大抵の容器には、砂糖とか塩とかシールを貼るんですよね。

 

これなら、見た目がわからない複雑な代物でも

シールを見ただけで

これは塩、これは砂糖、と分かる訳です。

 

しかし、貼ってあるシールと中身が全く違っていたとしたら

どうなるのでしょうか?

 

とてもパニック状態になると思います

 

 

そんな今回の、パッケージ詐欺の王様とはこのゲームのことでしょうね

頭脳戦艦ガルの感想です。

 

 

 

頭脳戦艦ガルとはどんなレトロゲーム

 

この頭脳戦艦ガルですが

1985年にデービーソフトから発売された

ファミコン専用のシューティングゲームでした。

 

 

ゲームの目的は

自機「ジスタス21」を操りまして

敵を迎撃しながら

ステージ上に隠されているパーツを100個集めるの

何ともシンプル過ぎる作品でした。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなシューティングゲーム

似たタイプのゲームで言いますと

ゼビウス」や「スターフォース」といった

縦スクロールシューティングのシステムでした。

 

 

頭脳戦艦ガルというゲームは

ゲーム史上初の「RPGとシューティングの融合」という

とてもワクワクするゲームでした。

 

何せ、ゲームカセットに

RPGと堂々と表記しているくらいですから

誰が見たって、文句なくRPGだと思って購入するはずです。

 

そんな私も、最初はRPGだと思って購入して

いざゲームをプレイしたら

100%シューティングだった時に、本当にパニック状態になりましたね。

 

「あれ?悪い夢を見ているのかな?」

 

そんな、砂糖だと思って購入したら

バリバリの塩だった、そんな素敵な出会いでしたね。

 

 

 

頭脳戦艦ガルの感想でもあり レビューでもあり

 

[数少ないRPG要素が結構好き]

 

この頭脳戦艦ガルは、完全なシューティングゲームです。

 

ではなぜ、カセットに堂々とRPGと載せる事ができたのか?

 

というか、絶対に批判が出てくると予想されるのに

RPGと載せる事ができたのか。

 

 

それは、自機のレベルアップ機能にあるんです。

 

本来のシューティングならば

スコアアタックのたに居る雑魚敵を

モンスターの様な役割にしているんです。

 

最初は弱い勇者が

モンスターを沢山倒して、レベルを上げて冒険していくように。

 

頭脳戦艦ガルでは

雑魚敵を沢山倒して、自機のレベルを上げて進んで行くんです。

 

 

最初は本当に貧弱な機体なんです。

 

ビームもしょぼいし、連射も全然出来ません。

 

しかし、敵を倒してレベルを上げていく事で

ビームが太くなって、ダメージも上がるし

連射も出来るようになります。

 

そして、自機がレベルアップするたびに

ステージの音楽もどんどん変わっていくのが新鮮でした。

 

「この音楽の次は、いったいどんな音楽なんだろう?」なんて感じで。

 

絶対に危ないと分かっているのに

レベルアップの為に、敵が密集している方向にどんどん進んで行く

こんなゲームでしたね。

 

 

そんな、ほんのりRPGの香りがするところが

意外と面白いシューティングなのでした。

 

 

 

[普通の精神ではクリア出来ない 強烈なゲーム]

 

この頭脳戦艦ガルというゲームは

強烈なゲームとして、かなり有名なゲームです。

 

 

その理由は、ゲームのクリア条件にあるんです。

 

頭脳戦艦ガルのエンディングを見る条件は

いたってシンプルです。

 

ステージに落ちている、変なパーツを100個集めることです。

 

そして、この変なパーツは

ステージにたった一つしか落ちていません。

 

つまり「100ステージをクリアしないといけない」という事ですね。

 

なんでも、クリア時間の目安が4時間くらいだそうで

4時間ぶっ続けでシューティングゲームを遊ばないといけません。

 

 

4時間シューティングゲームを遊ぶとどうなるのか?

 

大抵の人は、自分の眼がぶっ壊れるでしょうね。

 

 

こんな、とんでもないクリア条件なので

頭脳戦艦ガルは強烈なゲームとして、とても有名なのでした。

 

 

もしもRPGの様に、セーブ機能があったとしたら

「普通のゲームとして、忘れ去られていたかもしれないな」と思うと同時に

 

「それでも4時間ぶっ続けで遊ばせるのは、本当に酷すぎる」という

シンプルな感想です。

 

 

 

頭脳戦艦ガルのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

物凄くシンプルなシューティングゲームなので

 

エンディング画面を見るという行動を抹消すれば

結構楽しめるのかもしれません

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

自機がレベルアップする

こんなドキドキのシューティングゲーム

1985年という初期に楽しめたのですから

意外と凄い作品なのかもしれません

 

まあRPGという言い方は詐欺ですがね

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

頭脳戦艦ガルは強烈なゲームです。

 

頭脳戦艦ガルは強烈なゲームですが

シューティングゲームが好きな人は

この機会に体験してみるのもいいかも知れません。

 

きっと、あまりの凄さに衝撃を受けると思います。

 

 

今日も

モノノフ的ゲーム紹介をお読みくださりありがとうございました

 

 

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