モノノフ的ゲーム紹介

モノノフ的にいろいろなゲームを解釈して行きます

完全なるパッケージ詐欺ゲー·ローグハーツダンジョン 修正版

パッケージの書き方ひとつでゲームってどうにでも成るんですね

f:id:retogenofu:20141114132103j:plain

f:id:retogenofu:20141114132054j:plain

コピーライターの「糸井重里」さんが思う、

この世で最も優れているキャッチコピーというのは、

[売れてます]何だそうです···。

どんな商品にでも合う、最強のキャッチコピーなんだとか。

商品にキャッチコピーがあれば、その商品がどんなものか分かるので、

購入する方にとっても、重要な役割がありますよね。

 

そんなキャッチコピーに騙されて買ったゲームの話です···。

 

[ローグハーツダンジョン]2007年発売

[そこは魔物の眠る未知の場所、ようこそ運命の洞窟へ···]

[入る度に変化するダンジョン、ダンジョンに蠢く多種多様なモンスターを倒しながら、奥深くへと探索。倒したモンスターや集めた武器の数により情報が増えていく!!]

 

ゲームのキャッチコピーは「パッケージ自体です!!」

 

数年前にふらっとゲームを買いに行きました。

特に欲しいゲームがあった訳でもなく、ただふらっとです。

そうすると、一本のゲームに目を引かれました。

「あまりにも魅力的でカッコいい」表のパッケージと、

「魅力的なゲーム説明」の裏のパッケージ、まさに完璧そんな印象でした。

 

例えそのゲームが全く分からないゲームだとしても、

そのゲームの情報はパッケージを見れば大抵分かるので、

表のパッケージも最高、裏のパッケージも完璧、で即購入しました。

 

特に気に入った部分が、

「倒したモンスターや集めた武器の数により情報が増えていく」の部分で、

「これはきっとやりこめばやりこむ程、ストーリーが増えていくんだ···」、

「おそらく未知の世界だから、情報を集めていくと、ちょっとずつ世界の謎が解けていくんだなあ~」と成った訳です···。

 

もうワクワクで、ローグハーツダンジョンをプレイしてみてびっくり。

これってただの「図鑑機能」の事なんです(-_-;)

 

[倒したモンスターや集めた武器の数により情報が増えていく···図鑑に!!]

「いや!!どのゲームにも普通に付いてる機能だから!!!」

「しかもラストダンジョンがノーセーブで、最後までクリアするのに、

 10時間も掛かるとか!!」(クリア前に死んだらまた、10時間です···)

「満腹度が0に成ったら即死ぬとか!!」

(トルネコならHPが減るだけなのに、即死って!!)

「しかもやりこみ要素が一切無い!!」

(武器の持ち込みも出来ない)等でゲームの内容は本当に散々な物でしたね。

 

おそらくこのゲーム説明のパッケージを書いた人は天才ですね。

(ただの図鑑機能をあんなにも魅力的に書けるのですからね···)

 

どうやら、このローグハーツダンジョンですが、

オリジナルのパソコン版「ローグ」を目指したら、

こんなにも激ムズの難易度に成ってしまったそうです。

つまり、ローグ愛の結晶の固まりがこのゲームなんですね···。

 

部屋の掃除をしていたら、たまたまゲームが出てきたので、

あの時の怒りを思い出しながらも、

製作者のローグ愛に気づいた、ローグハーツダンジョンの記事でした。

ゲームは1日10時間(^O^)